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STRUCT REPORT
面接官・リクルーター

3分でチェック!面接官・リクルーターに求められる4つの役割

小緑直樹

あらゆる調査データで出ている通り、学生は面接官・リクルーターとの接触で、志望度が大きく上下します。個人的には、『面接官・リクルーターの戦略・戦術設計』は、採用活動設計の中でも、1,2位を争う重要度を占めると思っています。ただ、面接官・リクルーターの役割について明確に定義し、その定義を認識した上で、学生とコミュニケーションを取っている会社はそう多くないと感じています。今回は、その面接官・リクルーターの役割についてまとめていきます。

■面接官・リクルーターに求められる4つの役割

面接官・リクルーターに求められる役割は以下の4つになります。まず、対社内への役割として、『①見抜く』『②申し送りをする』があります。そして、対学生への役割として、『③信頼関係構築する』『④口説く』があります。一つずつ見ていきます。

■面接官・リクルーターの役割①:見抜く

これは言わずもがな、学生の特性・資質を評価し、合否判断を行うことです。分かりきった役割であるため、自分の見抜く力(直感)を過信しすぎている方も多くいらっしゃるように感じます。もちろん、直感も正しいこともあるのですが、それでは再現性がありません。組織として、面接の見抜きを成功させていくには、特定の個人の感覚や直感に頼ることなく、『目の前の求職者がなぜ、自社で活躍するのか』を明確に説明できる、深くヒアリングする方法を身につける必要があります。当社の面接官・リクルータートレーニングでも、行動観察面接、コンピテンシー面接、STAR質問などの講義&ワーク行うことがあるのですが、受講後以降、面接のやり方が180度変わるという方も多数いらっしゃいます。そのような見抜く力は、面接官・リクルーターに必要な大きな役割の1つです。

■面接官・リクルーターの役割②:申し送りをする

「申し送り」とは、以降の選考や学生とのコミュニケーションに役立つ情報を社内に伝えることです。1回の面接やリクルーターとのコミュニケーションの時間は時間が限られています。申し送りをうまく利用して、複数回に渡って、多角的に「見抜き」と「惹きつけ」を行えると、組織として強い採用コミュニケーションが実現します。逆に申し送りについての設計がされていないと、「毎回、同じ質問をされる」「毎回似たような話を聞いた」など学生の志望度も下がることがあります。この申し送りは、面接官・リクルーター個人に任せていても実行されません。組織として、どのように申し送りを徹底するのか戦略が必要になります。

■面接官・リクルーターの役割③:信頼関係を構築する

「信頼関係を構築する」とは、学生との距離感を縮め、意思決定を支援することです。学生は、多くの会社を受験しています。多くの会社は、学生にとって「数多受験している会社のうちの1社」にしか過ぎません。その数多ある1社から頭一つ出るためにも、面接官・リクルーターとの個別な信頼関係が欠かせません。「信頼できる○○さんがいる会社」「相談しやすい○○さんがいる会社」というのは大きなアドバンテージとなります。では、信頼されるために重要なことは何か、それは、目の前の学生理解に尽きます。自社のアピールを横に置いておいて、目の前の学生を徹底的に理解することが求められます。ただ、これにも技術が必要です。答えを求めない対話技術、学生の感情に共感する会話、寄り添うコーチング技術、そのやり方は数多くあります。自社の面接官・リクルータートレーニングを導入される際は、このあたりの技術も学べるかどうかは重要な視点になると思います。

■面接官・リクルーターの役割④:口説く

「口説く」とは、評価の高い学生に「ここで働きたい」と思ってもらう動機付けを行うことです。これも「動機付けをお願いします」だけでは、面接官・リクルーターの方は実行してくれません。大切なのは以下の3点です。
1)学生の心情(志望度や本音)や企業選びの軸を感じ取る「把握力」
2)採用における自社の競争優位性を理解している「自社理解力」
3)その学生に刺さる自社の強みを適切に魅力的に伝える「動機形成力」
これら、1)「把握力」、2)「自社理解力」、3)「動機形成力」を養い、学生とのコミュニケーション機会に発揮してもらう必要があります。リクルーター研修の場では、意自社のことが、近しい存在すぎて、客観視できていない方や、学生に刺さる自社の魅力のポイントがズレてしまっている方を見かけることが多くあります。このあたりも、本シーズン前に棚卸しできていると、面接官・リクルーターの採用コミュニケーション力が向上すると思います。

いかがだったでしょうか?採用が本格的にスタートする前だからこそ、面接官・リクルーターの役割を認識し、その役割を強化する動きが必要になってきます。参考になる点があれば幸いです。

小緑直樹
クライアントパートナー

「採用」や「組織」に関わる仕事は、よりよい日本、さらにはよりよい世界を創っていく上での最適な人材活用に携わる ことだと思っています。そんな大きな思いを忘れず日々仕事に打ち込んでいます。趣味のジャグリングはいつでも披露します!


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