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インターンシップノウハウ

インターンシップ後のフォローに有効な3つの施策と事例について

小緑直樹

2023新卒採用計画に役立つインターンシップ実施に必要な4つのステップ」でお伝えした通り、インターンシップで採用成果を収めている会社には、必ず抑えている4つのステップがあります。具体的には、①設計 → ②集客 → ③運営 → ④フォローという4ステップです。本記事では「④フォロー」にスポットをあてて、具体的なインターンシップの運営方法をお伝えしていきます。
また、記事の最後には「インターンシップのフォロー企画シート」もダウンロードできますので、ぜひ活用下さい。

1)インターンシップ後はフォローが重要!学生の熱を下げずに選考へつなげるためには?

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インターンシップから採用につなげるためには、インターン参加者に自社の選考フローに乗ってもらう必要があります。しかし、インターン期間中に興味関心を持ち、「この会社の選考を受けよう!」という気持になったからと言って、必ずしもその後の選考フローに乗ってくれるとは限りません。

学生一人あたりのインターンシップ平均参加社数が4.5社という時代(就職白書2020‐インターンシップの現状より)。学生が持つ情報もどんどんアップデートされ、時間の経過と共に、「選考を受けよう!」という熱も下がりやすい状況と言えます。

説明会や選考を直前に控えた冬の時期のインターンシップであれば、熱が下がりきる前に選考に呼び込むことができますが、7~8月のインターンシップとなると、選考開始まで約半年間あります。その期間、学生の気持を繋ぎ止め、リテンションし、選考を受けてもらうフォロー施策が必要となります。

弊社では多くの企業様のインターンシップをサポートさせて頂きましたが、共通して言えることは、インターンシップから採用成果を挙げている企業様は、このフォロー(繋ぎ止め)施策をしっかりと設計しています。

2)選考参加につなげるフォロー3つの方法

まず、フォロー施策を設計するにあたり、最も大切なことをお伝えします。
それは、自社の採用全体のストーリー設計をすることです。全体のストーリー次第で、インターンシップで集客のターゲットとなる学生、伝えるメッセージ、学んでもらいたい内容、が変わってきます。
もちろん、インターン後のフォロー、繋ぎ止め施策の中身も変わってきます。つまり、他社の模倣や、場当たり的に繋ぎ止め施策を行うのではなく、自社の採用全体のストーリーからフォロー施策も構築することが最も大切なことになります。

採用ストーリー全体におけるインターンシップの目的・位置付けが明確になったら、 フォロー施策は、大きく分けて下記3つのカテゴリーに分かれます。

①選考優待 ②オンラインフォロー ③リアル接触フォロー です。

それぞれ見ていきたいと思います。

3)選考優待でのフォロー方法と事例

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「選考優待」とは、「インターンに参加してくれた学生には、説明会(または、ES、適性検査、1次面接など企業によって異なります)を免除する」といった特典をつけることです。ここ数年で、インターンシップを実施している企業様の多くが、選考優待やインターン生限定のイベントを企画しています。

また、23卒学生向けの調査(あさがくナビ)では、インターンシップ先を選ぶ基準として、「インターン参加後に選考などで優遇されるかどうか」を重視している学生が56.8%にのぼっていると言う結果もでています。
具体的な選考優待を以下に記しますので、参考にして頂ければと思います。

◎内定パス
◎選考プロセス免除(説明会、ES、適性検査、1次面接、いきなり最終面接権 等)
◎適性検査フィードバック(インターン生には全員、適性検査のフィードバックをする)
◎自社セミナー(or説明会)に優先案内権(一般告知開始前に案内&席の確保を約束)
◎インターン生限定説明会(通常説明会より、伝える情報レベルを上げた説明会を実施)

4)オンラインでのフォロー方法と事例

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「オンラインフォロー」とは、インターネット上で継続コミュニケーションを図るフォローとなります。
コロナの影響を受けて、オンラインで継続したコミュニケーションをとるフォローがスタンダートとなりました。多くの会社が実施しているからこそ、大切なのは、情報の質になります。質や企画のともなわないオンラインのフォローは、学生からスルーされてしまう為、しっかりとした企画や計画が必要となります。
オンラインフォローの事例もいくつかご紹介致しますので、参考になるものがありましたら、自社のフォロー企画にお役立て頂けましたら幸いです。

◎オンライン社員座談会
オンラインが主流になっているからこそ、より社員の生の声を聞きたがる学生が増えています。物理的な距離の関係で対面座談会では参加が難しかったエース社員に参加してもらったり、チャットを通してより気軽に質問をしやすくしたり、オンラインならではの工夫を盛り込むことで、対面同様の満足度を提供できます。

◎メルマガ配信
時期をみながら、学生のニーズに合った情報を送ります。
例えば、インターン直後であれば、業界、会社、仕事をさらに知ってもらうような情報、就活本シーズン間近になったら、就活のアドバイスなどを送ります。
また、一方通行の情報伝達だけでなく、SNSやLINEや返信メールなどで、学生からの反応をもらうコンテンツもいれると、双方感の出るメルマガになります。

◎動画配信
大きく、録画動画とライブ動画に分かれます。
録画動画は、YouTubeや、コーポレートHPに掲載されているような自社の動画です。動画を通して自社をさらに知ってもらうきっかけを作ります。
もう一つは、ライブ動画です。オンライン会議システムなどで、手軽にオンラインイベントを実施できるようになりました。社員座談会をはじめ、オンラインオフィスツアーなど、リアルで行っていたイベントもオンラインで実施可能です。
また、イベントの様子を録画し、オンデマンドコンテンツとしてアーカイブすることで、ムービーとしての採用資産が溜まっていきます。フォローにおいて、動画は有効に活用したい重要なコンテンツになってきています。

◎LINE
学生の中でも圧倒的に利用率の高いLINE。インターンシップを通して、自社のLINEグループに入ってもらい、LINEを通して情報を提供する企業も増えてきています。うまく活用している企業は、メッセージの伝達のみでなく、先輩情報にアクセスできたり、各種セミナー予約もLINEで完結できる工夫などもしています。

◎ブログ・SNS
説明会やインターンシップでは伝えきれない情報をタイムリーに深く伝える手段として、採用ブログを運用する企業も増えています。
また、InstagramなどSNSを活用し、ブログより手軽に視覚的に伝える手法を取り入れている企業も多くあります。更新性のあるブログやSNSをインターン参加学生に見てもらうことで、つながりを維持できるのも大きなメリット。
投稿した記事はストックされていくため、大きな採用資産になりますが、工数もかかります。意図や目的を明確にしたうえでスタートすることをおすすめします。

<番外編:手紙フォロー>
オンラインではありませんが、手紙などを通したフォロー事例もあります。
◎クリスマスカード、年賀状の送付(その際、簡単な個人向けのメッセージを添えて送っている企業もあります。)

5)リアル接触でのフォロー方法と事例

「リアル接触」とは、face to feceでコミュニケーションを図るフォローとなります。直接的なコミュニケーションのため、他の選考優待やオンラインフォローよりも、リテンション効果が高まる特徴があります。
また、コロナの影響で、オンラインイベントが当たり前となる中、リアルイベントは【プレミア化】しており、学生にとっても特別な体験につながりやすくなっています。

インターンで伝えきれていない自社の魅力をコンテンツに落として、セミナーを実施される企業や、個別面談を行う企業など、目的に応じて企画内容も様々です。
その中でもよくある事例をいくつかご紹介いたします。

◎インターン生限定社員座談会
◎インターン生限定食事会、飲み会(インターン卒業生の同窓会)
◎長期インターン(アルバイト)として働いてもらう
◎希望者全員にOB・OG訪問
◎個別フィードバック会(インターンでの活躍の様子、もっと成長してほしい点などをフィードバック)
◎社内イベントへの招待(社員総会、社内キックオフ会 等々)
◎仕事体感ワーク等の自社セミナー

6)さいごに

インターンシップ後のフォローについて、具体的な設計・整理ができる「インターンフシップ計画フォーマット」をご用意しております。以下よりダウンロードの上、ご活用頂けましたら幸いです。

インターンシップ計画フォーマット

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小緑直樹
クライアントパートナー

「採用」や「組織」に関わる仕事は、よりよい日本、さらにはよりよい世界を創っていく上での最適な人材活用に携わる ことだと思っています。そんな大きな思いを忘れず日々仕事に打ち込んでいます。趣味のジャグリングはいつでも披露します!


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