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インターンシップノウハウ

採用につながる(リアル&オンライン)インターンシッププログラム/コンテンツの作り方 【特典:コンテンツ設計シート付き】

小緑直樹

セミナー写真

※本記事は、インターン実施の目的を【採用目的】に実施されている企業さま、担当者さま向けの記事になります。

2020新卒採用計画前に押さえておきたい 採用につながるインターンシップの募集・設計・運営・フォロー(繋ぎ止め)と事例について」でお伝えした通り、インターンシップで採用成果を収めている会社には、必ず抑えている4つのステップがあります。それは、①設計 → ②集客 → ③運営 → ④フォロー(繋ぎ止め)という4ステップです。この4ステップは、対面のインターンシップでも、オンラインのインターンシップでも変わりません。本記事では「①設計」にスポットをあてて、具体的なインターンシッププログラム&コンテンツの設計法(作り方)をお伝えしていきます。また、この記事の内容を理解した上で、フォーマットに沿って必要事項を記入するとインターンシップの企画書の骨子が出来上がる「コンテンツ設計シート」もダウンロードできますので、活用下さい。(詳しくは本記事最下部)

■本記事の目次

1)理由なきインターンシップは失敗する ~ステップ①目的設定の重要性~
2)企画は形式、プログラム、期間、時期で考える ~ステップ②インターン設計のフレームワークで企画を落としこむ~
3)インターン満足度は高いが、採用成果に結びつかない理由 ~ステップ③プログラムストーリーの落とし込み~
4)オンラインインターンシップの企画について

1)理由なきインターンシップは失敗する ~ステップ①インターン目的(企画)設定~

ここ数年、激増しているインターンシップ。「同業他社を含め、多くの会社がインターンを始めたから、自社も実施したい」「短くなった広報期間を補うためにもインターンを実施したい」といった声をよく聞きます。

しかし、「他社もやっているから」「さらなる広報手段として」といった、安易な気持ちだと、結局“他社事例を模倣しただけのインターンシップ“となりやすく、終わってみると「インターンって成果でないよね」となる可能性が高いと思っています。(※参考:やり方を間違えるとインターンシップは逆効果(中途半端なインターンは実施しないほうがマシ)

逆に、採用成果が出ているインターンシップは必ず、「インターン実施理由」が明確です。『しかるべきねらい』の元、『しかるべきタイミング』で、『しかるべきプログラム』が実施されています。このような【目的】がはっきりしたインターンは、例え似たようなプログラムのインターンがあったとしても、発信されるメッセージやプログラムの進行の行い方、落とし所となるフィードバックなど細部が異なり、学生からの見え方は「他にはないインターンシップ」に映ります。インターンシッププログラムを作る上で第一ステップとなる「設計」。この設計で最も大切なものは「実施理由(目的)」です。まずは、この目的をしっかりと落とし込んで下さい。

※目的の落し込みは、「コンテンツ設計シート」を参照に行ってみて下さい。

2)インターンプログラム(コンテンツ)企画は形式、プログラム、期間、時期で考える ~ステップ②インターン設計のフレームワークで企画を落としこむ~

魅力の落し込み

インターンの目的が明確になったら、その目的に合致したプログラム(コンテンツ)企画立案になります。しかし、このインターン企画、とても悩ましいのが、インターンの種類の多さ。15年ほど前は、インターンと言ったら「業務体験型」しかなかったのですが、取り組む企業数に比例して、「プロジェクト型」だったり「1day」だったり「就活支援型」だったり。しかも今年から「リアル」か「オンライン」かといった、大きな要素も出てきました。頭を悩ませている担当者の方も多いのではないでしょうか?

しかし、インターンプログラムは以下、表のように「形式」「プログラム」「期間」「時期」という4つの視点で区切ると整理できます。世の中の99%のインターンは、この形式、プログラム、期間、時期のいずれかの組み合わせで実施されています。


インターン4つの視点

ただ、注意が必要です。再三言っている通り、採用成果が出ている会社の形式、プログラム、期間、時期をそのまま真似てもきっと同じ成果はでません。なぜなら、この形式、プログラム、期間、時期の土台となる、前述の「インターン実施目的」が違うからです。あくまでも自社の目的に沿って、この4つの視点を組み合わせることが重要です。

また、『形式』であれば、実践型、プロジェクト型、グループワーク型、見学型、講義レクチャー型、それぞれに特徴があります。インターンの目的、自社の強み、インターンプログラムのストーリー、などから、適切なものを選択する必要があります。また『プログラム』についても、母集団形成に適したプログラム、自社への魅力づけに適したプログラム、など、特徴があります。期間や時期も同様、選択によって期待する効果が変わってきます。

では、どのような観点からこの4つの視点のそれぞれの因子を選択すれば良いのでしょうか?

その点も「コンテンツ設計シート」にまとめました。そちらを参照しながら、自社のインターンコンテンツ設計に活かして頂ければと思います。

3)インターン満足度は高いが、採用成果に結びつかない理由 ~ステップ③自社の魅力への落し込み設計~

「御社のインターンは、とても良い経験になりました。この経験を活かして、他社の選考、頑張ります」。参加した学生からこんな話をもらい、複雑な気持だった。と、先日、採用目的でインターンを実施した企業の担当者の方から、伺いました。

このように、「参加学生満足度は高かった。でも、採用成果にはつながらない」そのようなインターンシップが増えているように思います。色々な原因が考えられるのですが、大きな仮説として挙がるのが、「自社への結びつけのストーリーの甘さ」です。

例えば、「実際の営業の仕事が体験できるインターン」があったとします。これも「体験させれば興味を持ってくれるだろう!」では、うまくいきません。営業に興味のある学生ほど、複数社の営業が体感できるインターンに参加しています。そのような学生の『数ある営業の中の1つ』という認識から頭1つ突き抜ける必要があります。そのために必要な情報は「具体性」です。

その会社の営業はどんなお客さんにどのような営業を行っているのか?それは同業他社とどのように違うのか?なぜ、その会社はお客さんから選ばれるのか?ターゲットとしている学生にとって、自社の営業を経験するとどのようなメリットがあるのか?自社の営業を通して、どのようにスキルアップするのか?等々、これら情報も丁寧に伝え、体感し、腹落ちしてもらう必要があります。「それら情報をどのような順序で、どのようなコンテンツで、誰からどのように伝えるのか?」そのようなストーリーを構築できると、再現性が高く採用成果につながるインターンプログラムとなります。

このあたりも確認頂けるような設問を「コンテンツ設計シート」にまとめました。記述を進めながら、インターンシップコンテンツを整理頂けると幸いです。

4)オンラインインターンシップの企画について

コロナ禍のインターンシッププログラムで、考えなくてはいけない要素として「オンライン」があります。

22年卒学生を対象に、2020年9月にマイナビがとった調査では、以下の通り、大多数の学生がオンラインインターンシップに参加しています。

※マイナビ 2022年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月) より

ただ、以下のデータの通り、対面でのインターンシップに比べて、Web(オンライン)の方が、学生への満足度は低くなりがちで、その企画に頭を悩ませている担当者も多いと思います。

※マイナビ 2022年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月) より

では、高い満足度を提供できるWeb(オンライン)インターンシップとは、どのようなものなのでしょうか?

上記にまとめた1)~3)を踏まえることはもちろんなのですが、その他オンラインインターンシップならではの工夫が必要です。ここでは、オンラインインターン企画設計に効く2つのマネジメントを紹介します。

一つ目は【ストレスのマネジメント】です。

「zoom疲れ」という言葉があるように、オンラインイベントは、集中力の欠如や肉体的精神的疲労を誘発しやすいようです。なので、緊張状態から解放してもらう時間を取り入れると、ほっと一息つける時間になります。具体的には、ストレッチや体を動かす時間をとったり、おかしを食べながらお茶を飲みながら気軽に話す時間を設けたり、画面をオフにして過ごす時間を設けたり、リフレッシュタイムと称して窓を開けて空気の入れ替えをしてもらったり、色々な工夫があります。

二つ目は【距離感のマネジメント】です。

オンラインイベントは、画面越しのコミュニケーションのため、相手から受け取れる情報量が、少なくなります。なので、相手からの反応がわかりにくく、距離感がつかみにくい負の面があります。この負の面を、企画段階から、少なくするのもポイントの一つです。

具体的には、あいずち、拍手などのリアクションの推奨はもちろん、導入時に全員で練習すると、その後のイベントでの反応が見違えるほどよくなります。また、オンラインイベントのチャット機能は、心地よい距離感をつくる生命線です。このチャットも、練習を兼ねて、気軽にフランクにチャットをする場をつくると、その後、チャットが盛り上がりやすくなります。

ただでさえ、運営企業と参加学生の間に物理的な距離があるオンラインインターンシップ。リアクションやチャットなどを通して、一緒にインターンを盛り上げる、一緒に良い場にしていく、そんな雰囲気をつくっていくことが必要になります。

弊社では、昨年度から多くの企業様のオンラインインターンシップを企画・制作させて頂いており、その経験から、Web(オンライン)インターンシップでも、対面に劣らない満足度を提供できる手ごたえを感じています。オンラインインターンシップにおいてもお困りごとなどあれば、いつでもご相談ください。

以上が、インターンシップの「設計について」の記事となります。弊社ジャンプは、ここには書ききれませんが、実践型、プロジェクト型、グループワーク型、見学型、講義レクチャー型のそれぞれの具体的な実施事例や採用成果だったり、失敗事例だったり、色々なノウハウが溜まっております。インターンシップにお悩みの場合は、以下、お問い合わせより、お気軽に一度ご相談頂けると幸いです。

インターンシップコンテンツ設計シート

小緑直樹
クライアントパートナー

「採用」や「組織」に関わる仕事は、よりよい日本、さらにはよりよい世界を創っていく上での最適な人材活用に携わる ことだと思っています。そんな大きな思いを忘れず日々仕事に打ち込んでいます。趣味のジャグリングはいつでも披露します!


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