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STRUCT REPORT
インターンシップノウハウ

2023新卒採用計画に役立つインターンシップ実施に必要な4つのステップ

小緑直樹

※本記事は以下のコラムと連動しています。
【設計編】インターンシップ企画・プログラムの作り方(オンライン&リアル)
【集客編】インターンシップの集客力アップにつながる3つの施策
【運営編】採用につながるインターンシップの運営方法について
【フォロー編】インターンシップ後のフォローに有効な3つの施策と事例について
【オンライン編】オンラインインターンシップ・オンライン説明会のプログラム企画&制作のポイント【事例あり】

また、記事の最後には、フォーマットに沿って必要事項を記入するとインターンシップの企画書の骨子が出来上がる「インターンシップ計画フォーマットシート」をご用意しております。ダウンロード申請の上、ぜひインターン企画にご活用下さい。

1)採用目的で実施するインターンシップのメリット

インターンシップ実施には、それぞれ企業によっての【実施目的】があると思います。私はその目的が【採用】の場合、インターンシップという手段は、採用成功を後押しする強力なチャネルだと考えます。その理由は、採用成果につながるメリットが多いからです。そのメリットをいくつかまとめてみます。

◎「会社説明会」よりターゲット学生を集めやすい
→2023年卒の学生を対象にした調査(あさがくナビ)によると、インターン先を選ぶ基準として、「入社したい企業かどうか」が51%に対して、「インターンシップの内容が面白そうか」で選ぶ学生が61.8%と言う結果が出ています。
つまり、会社説明会と違い、インターンシップのコンテンツ次第では、自社を知らなかった学生、もともとは興味が薄かった学生も呼び込める可能性が大いにあります。

◎1日で伝えきれない魅力を伝えることができる
→会社説明会で自社のことを伝えられる時間は、長くてもせいぜい3時間程度。しかも、伝える手段はプレゼン形式がほとんど。インターンシップでは、短く1日、長いものになると2週間。仕事体験やディスカッションやワークや社員交流など、多様な手段で、自社の魅力を多面的に伝えることができます。

◎実際の仕事をイメージでなく、リアルで伝えることができる
→インターンシップでは、企画次第で現場の仕事を体感してもらえるため、入社後のミスマッチ軽減も期待できます。

◎学生と自社のスキルマッチ&カルチャーマッチ度を多面的に理解できる
→インターン中のグループワークや実際の仕事に取り組む様子、さらには、インターン参加者間の学生同士で会話する姿から、面接などでは見ることの出来ない学生の一面に気付けます。学生の成長性もあるため、インターン中に合否のジャッジをすることは避けるべきだと思いますが、自社との相性を見る上で1つの参考になることは間違いありません。

◎学生を育成できる
→企画次第では、学生の持っているポテンシャルの底上げもできます。
労働観の醸成や仕事に対する姿勢といった【マインド形成】から、PDCA、コミュニケーションといった【基礎スキル】、さらには、事業立案、企画書作成といった立派な【ビジネススキル】まで、幅広く学生に経験してもらうことが可能です。
実際に、少し線が細く物足りない学生が、インターンをきっかけに大きく成長し、本採用シーズンの選考の場では頼もしく思えるくらい成長していた、というケースに何度も遭遇しています。つまり、設計次第で自社の採用したい人材育成ができる可能性があるというのも大きなメリットの1つです。

他にも、「社員(人)の魅力付けを最大化させやすい」「口コミ効果を狙いやすい」「学生との信頼関係を作りやすい」「企業のハード面の魅力だけでなく、ソフト面の魅力を伝えやすい」等々、挙げきれないほどメリットがあります。

繰り返しになりますが、上記メリットを考えると、インターンシップという手段は、採用成功を後押しする強力なチャネルだと確信しています。

2)インターンシップに関するお困りごと・共通点

インターンシップに関するお悩みやご相談を弊社に頂くケースは年々増加しております。また、インターンシップの企画時期も早まる傾向にあります。

<インターン実施前のお悩み>

◎インターンシップの開催を考えているが、何からはじめていいのか分からない。
◎どのようなインターンシップが学生から選ばれて、集客できるのか?
◎仕事を体験させたいが、現場との調整がうまくできるか不安。
◎インターンシップに参加した学生に、選考に来てもらうためにはどんな工夫が必要?

<インターン実施後のお悩み>

◎インターンに優秀な学生が集まり、内定も出せたが、ことごとく辞退された。
◎せっかく企画を色々考えたのに、フタを開けると学生が集まらなかった。
◎インターンシップの事例がありすぎて、自社で行ったインターンが本当に最適な企画だったのかわからない。
◎インターン当日は盛り上がっていたが、参加学生のほとんどが自社の選考を受験してくれない。

などなど。様々なお悩みやご相談事項がありますが、実は、それぞれに共通点があり、大きく4つに分類できます。

1)インターン設計(ターゲット設定やプログラム企画)についてのお悩み
2)インターン募集(集客)についてのお悩み
3)インターン運営についてのお悩み
4)インターン参加者へのフォロー施策についてのお悩み

もっと言うと、インターンシップに関するお悩み(課題解決のポイント)は、上記1)~4)のみ、といっても過言ではありません。

3)やり方を間違えるとインターンシップは逆効果

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上記『1)』でまとめたインターンシップ実施のメリットの認識(目的意識)が薄かったり、上記2)でまとめた悩みや課題に向き合わず放置して、中途半端なままインターンを実施すると、採用成果の後押しになるどころか、大きく足を引っ張ることになります。

最も怖いのは、口コミです。インターンシップという能動的な場に自ら参加する学生は、比較的、主体的で周りにも影響力を持つ学生である可能性が高いといえます。そのような伝播力のある学生から「あの会社のインターンシップはイマイチだった」という口コミが流れると、企業イメージのダウンは避けられません。
学生一人あたりのインターンシップ平均参加社数が4.5社(就職白書2020‐インターンシップの現状より)と言う現状からもわかる通り、自社のインターンに参加した学生は複数社のインターンに参加している可能性が高く、「この会社のインターンは楽しかった、つまらなかった」など参加したインターンシップ同士を比較するのも必然と言えます。

また、本来であれば、自社の選考を受けてくれる予定だった学生が、インターンシップの印象が悪いが故に「選考を受けない」という選択をされてしまうのも大きな痛手です。仕事や会社内の雰囲気を見て、ミスマッチを感じたということであれば、早期スクリーニングという意味で企業にも学生にも良いことですが、運営面の不備や、企画の配慮不足からそのような事態が引き起こっていたとするなら、非常にもったいない事態です。

多くの時間と予算をかけてインターンを実施したが、「採用にはマイナス効果だった」となっては、笑い話ではすみません。極論になりますが、「中途半端なインターンは実施しないほうがマシ」と言えるかもしれません。

では、インターンシップで失敗しないためには、何に気をつければいいのでしょうか?

4)採用成果に直結するインターンシップ構築の4ステップ

インターンシップで採用成果を収めている会社が必ず抑えている4つのステップがあります。逆を言うと、インターンシップから期待する成果が出ていない会社はこの4つのステップのいずれかが抜け落ちていたり、考え抜かれていないケースがほとんどです。

その4つのステップとは、上記2)で出てきた「4分類したインターンシップの悩み」そのものです。

①設計 → ②集客 → ③運営 → ④フォロー の4ステップです。

①設計とは
採用全体の戦略で考えた時のインターンの位置付け(目的の明確化)、インターンで狙うべきターゲット設定、そのターゲットに刺さるコンテンツ企画、開催条件設定、などなど。インターン全体の外枠から、インターンプログラム内容まで含みます。今の時代、あらゆるカタチのインターンが世の中に溢れ、期間や開催時期にも多くの選択肢があります。自社に最適な『設計』はどのように考えたらいいのでしょうか?
その具体的な方法や考え方は、インターンシップ企画・プログラムの作り方(オンライン&リアル)をご覧下さい。

②集客とは
①の設計で明確にしたターゲットを呼びこむための、考え方やツール、告知文の作り方などです。
インターンシップの集客は、そのやり方から告知文の表現まで、会社説明会の集客とは異なります。前述の通り、学生の会社説明会参加動機とインターンシップ参加動機が異なるためです。具体的なインターンシップの集客方法については、インターンシップの集客力アップにつながる3つの施策をご覧下さい。

③運営とは
インターン当日の運営方法です。
2~3時間で終わるプレゼン中心の会社説明会とは異なり、ワークや仕事体験を中心とした動きのある進行になります。また複数日にまたがるインターンの場合、1日1日の意味付けやストーリーをしっかり伝えているかどうかで学生の満足度にも影響します。プログラムに取り入れることで採用成果が出やすい、チームビルディング、フィードバック、企業情報の訴求ポイント等々、運営に関わる具体例については、採用につながるインターンシップの運営方法については、採用につながるインターンシップの運営方法についてをご覧下さい。

④フォローとは
インターンに参加してもらった学生に、本選考にも参加してもうように、どのようにコミュニケーション設計するのかという視点です。
特に夏インターンとして8月に開催する場合、3月のナビサイトオープンまで約半年近くあります。優秀な学生ほど、企業との接点が多くあります。その半年という間、何かしらの継続的なコミュニケーションを行わないと、自社の印象は薄れる一方です。フォロー(繋ぎ止め)では具体的にどのような工夫があるのかは、インターンシップ後のフォローに有効な3つの施策と事例についてをご覧下さい。

5)さいごに

ここ数年、激増しているインターンシップ。新卒採用を実施している企業のうち、2019年にインターンシップを実施(予定を含む)した企業95.0%で、2018年度の89.4%に比べ5.6ポイント増加しています(就職白書2020‐インターンシップの現状より)。
つまり、インターンシップの実施さえすれば、優秀な人材と出会えた時代は終わりました。採用ターゲットとなる学生から【選ばれるインターン】を構築する必要があります。

これまでに数多くのインターンシップのプロジェクトに携わらせて頂きましたが、その経験則から、良いインターンシップを作り上げる場合、最低2ヶ月の準備&制作は必要だと考えます。また、弊社ジャンプには、インターンシップに関する具体的な実施事例や採用成果など、様々なノウハウがあります。

インターンシップのお悩みやご相談がございましたら、下記より、お気軽にお問合せください。

インターンシップに関する事例紹介はこちら

(株式会社セブン‐イレブン・ジャパン様/三井物産ケミカル株式会社様など)

また、フォーマットに沿って必要事項を記入するとインターンシップ企画書の骨子ができ上がる「インターンシップ計画フォーマットシート」も以下よりダウンロードできますので、是非ご活用下さい。

小緑直樹
クライアントパートナー

「採用」や「組織」に関わる仕事は、よりよい日本、さらにはよりよい世界を創っていく上での最適な人材活用に携わる ことだと思っています。そんな大きな思いを忘れず日々仕事に打ち込んでいます。趣味のジャグリングはいつでも披露します!


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