ビジョン、カルチャーへの共感が、ぶれない組織を作る ~LIFULL/羽田氏(後編)〜


4月。新入社員の入社時期です。
昨年ジャンプでは、「新卒採用を通じて、理想の風土をつくる」というテーマで
セミナーを開催しました。
その中で、「決める・採る」「巻き込む・愛する」「任せる・磨く」という、
3ヶ年かけて取り組む「3つのステップ」を通じて、
社員の行動に大きな影響をおよぼす「風土」の変革手法をご紹介させていただきました。
ジャンプが採用をお手伝いして入社した最初の新入社員も、
この4月で入社丸1年になりました。
入社後の育成までを支援したクライアントでは、
彼・彼女たちの成長を、強く実感してきました。
そして成長という「可変」の面だけでなく、
入社から変わらない「不変」の面も感じています。
それは、自分がはじめて入社した会社への、採用してくれた経営者への、
面倒を見てくれている先輩への、同じ志をもっている同期への、「愛」です。
中途入社者に愛がないというわけではありません。
また世の中の新卒入社者すべてが、
自社とその人に対して深い愛をもっているわけではありません。
ただ一つ間違いなく言えることは、
「本気でコミュニケーションして採用した新卒入社を本気で愛せば、
必ず自社を愛してくれる」ということです。
本気になった彼・彼女たちの成長スピードは予想を超えて早く、
そのエネルギーは周囲の先輩社員に必ず伝播します。
そしてその伝播は、組織に新陳代謝を生むことが多々あります。
それがジャンプの提言する、「風土変革」、「構成変革」の一つのあらわれです。
私は新卒で入社した中小企業に12年間つとめ、一度も転職することなく起業しました。
私の中には、他の会社で他の経営者に仕えるという選択肢は生まれませんでした。
それは新卒入社者ならではの「愛」であったと、今でも確信しています。
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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