STRUCT REPORT
採用コラム

あたらしい風を感じつつ、
あらためて大切にしたいこと。

増渕知行

だいぶ前から大切にしているけれど、最近ますます意識すること。
それは、「バランスをとる」ということです。

でも最初にいいますが、まだ自分のなかでもしっかり整理しきれていません。
づれづれなるままに、つづりたいと思います。

とにかく「バランスをとる」ということは、非常に重要なことだと思います。

小さな視点の例でいえば、「ファシリテーション」。
「拡散と収束のバランス」、「ユーモアとシリアスのバランス」、
「参加者の発言量のバランス」など。
「こっちが大切」ということはまったくなく、「どっちも大切」ですよね。

もっと大きな視点の例でいえば、「経営」。
「攻めと守りのバランス」はいうまでもなく、「戦略性と実行力のバランス」、
「短期的視点と中長期的視点のバランス」など、あげればキリがありません。

私がこの「バランスをとる」ということを意識しはじめたのは、
中間管理職になってからです。

プレイングOnlyだったころは、ただ突っ走ればよかった。
それがプレイングマネージャーという立場になり、背負うものが大きくなったとき、
自分の意思や行動による影響が強くなり、
ただ突っ走ることでいろんな弊害がうまれました。

あらためて思うに、そもそも世の中「白か黒で割りきれること」って、
ほとんどないと思います。
真実は、「間のグレー」にあったり、「どっちも大切」だったり、
「ケースバイケース」だったりします。

「マネジメント」とは、「バランスをとること」なのではないか。
まだすっきり答えは出ていないのですが、最近あらためてそう思います。

以前エイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄さんが「経営のバランスをとる」ということを
お話されている記事をよんで、非常に共感しました。

最近では日経新聞の記事で、
セールスフォース・ドットコム会長のマーク・ベニオフさんが、
「日本人は失敗例にとらわれすぎず、もっと成功例に目を向けるべきだ」と話されており、
視点のバランスをあらためて確認できました。

ホームページリニューアルからまだ数週間ですが、
ジャンプはいま、あたらしい風を感じています。

この風に乗ることと、足元をしっかり固めること。
たとえばこれも、「バランスをとる」ということだと思います。
私は「ビビリな楽天家」なので比較的バランスを意識しやすいタイプだと思うのですが、
これからも大切にする意味で、今回書いてみました。

といいつつ、世に真のイノベーションをもたらす人は、
実はバランスを意識していなかったりします。
これについては、またどこかで書こうかと思います。

増渕知行
代表取締役 クライアントパートナー

理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。


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