どうやって考える?
採用コンセプトメイクのアプローチ
2013新卒採用の相談が、ここ数か月非常に多くなっています。
特に、「採用コンセプトメイク」に関するテーマが今年は多い。
倫理憲章改訂の兼ね合いで採用活動の本格スタート時期が12月となり、
例年より時間的余裕があることも影響しているのかもしれませんが、
「ターゲット学生とのコミュニケーションを抜本的に見直したい」という企業が
増えていると感じます。
でも「コンセプト」って言葉って、すごく便利で使いやすいものの、
定義はあいまいなんですよね。
ジャンプとしては、この定義でクライアントと対話しています。
●ターゲット(誰に)
●コンセプト(何を)
●メッセージ(どうやって)
クライアントによってもちがうのですが、「“コンセプト”=上記で言う“メッセージ”」
と認識されていることが多いですね。
ジャンプがコンセプトメイクをお手伝いする場合は、まず「ターゲット」を整理します。
その上で「コンセプト」を固めていくのですが、
その際カギとなるのが「3Cのフレーム」です。
そのコンセプトは、
●「自社らしく」、「ターゲットに刺さり」、「ライバルが言いにくい」
ものか。
この視点でさまざまな角度から検討していくことが必要です。
詳細のプロセスまで書くと長くなっちゃうので割愛しますが、まぁ毎回脳みそ発汗ですね。
そしてターゲットとコンセプトが固まれば、それをどう表現していくのか、
つまり「メッセージ」を起案していきます。
メッセージは「キャッチコピー」と「リードコピー」で二段構成することが多いですね。
表現にはいろんな「散らし方」があるので、
「コンセプトに軸足を置きつつ飛んでいくこと」がポイントです。
最後に。コンセプトメイクって、そのプロセス自体にも意味があるんですよね。
ディスカッションのなかで、クライアントが自己認識を深めていく。
それが学生と直接コミュニケーションする際、「言葉に想いが乗る」ことにつながります。
しんどいけど、とっても楽しいコンセプトメイク。
今回はそれについて、ちょっと語ってみました。
増渕知行
代表取締役 クライアントパートナー
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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