ビジョン、カルチャーへの共感が、ぶれない組織を作る ~LIFULL/羽田氏(後編)〜


先日お会いした、ある人材育成ビジネスの社長。
とってもすばらしい方でした。
その方と、こんなお話をしました。
(増渕)
「内定を出したときは“この子はいい!”って思った子が、
入社してみたら“あれれ?”だったり、
逆に“大丈夫かなぁ・・”と思ってた子が“やるじゃん!”だったりすることって、
よくありません?」
(その方)
「あります。あります。必ずあるね(笑)」
(増渕)
「だから本当は、採用の成果って採用活動終了時点で測れないものだと思うんですよ。
一方で、育成の仕事を長くやられていると、人は“どうしても変われない部分”ってあると
思われませんか?そう考えると、やっぱり採用って重要だなぁって思うんですよね」
(その方)
「それ、両方真実なんでしょうね。
採用は、いい意味でも悪い意味でも期待外れがある。だから面白いっちゃあ面白い。
でも仕事の成果の大部分は、“誰がやるか”で決まっちゃうから採用は本当に重要」
なんだかこういう本質的なことを、バランス感覚もって語り合える人って
好きだなぁと思いながら時間は過ぎていきました。
「採用は目的ではなく、手段である」って言うと、
ほとんどの方が「そう!」ってなります。
でも実際は、目的化していることがまだまだ多い。
というか、世の中「手段が目的化していること」って、すごく多い。
ここの整理をちゃんとするだけで、生き方や世の中はもっとシンプルに、
もっとよくなるのになぁって思います。
思ってるだけじゃあ意味がないので、自分の「目的」「手段」をしっかり整理しながら、
自分が影響をおよぼせる範囲はせめて、そのお手伝いをしていこうと思います。
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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