ビジョン、カルチャーへの共感が、ぶれない組織を作る ~LIFULL/羽田氏(後編)〜


この1か月は、研修の納品が多かった。
いろんなテーマがありましたが、特に多かったのが、
「360度フィードバック」を活用した研修プログラムでした。
その名の通り、多方向からのフィードバックを受けて自己に対する気づきを得て、
それを今後の自身の意識・行動改善に活かしていく取り組みです。
「自己評価」と「他者評価」をサーベイによって定量的に可視化し、
「ギャップ」や自分の「強み・弱み」を理解するところから、
このプログラムはスタートします。
他者評価は、若手層であれば「上司」と「同僚」。
管理職であれば「経営陣」と「部下」。
営業系の場合、「顧客評価」を観点に入れるケースもあります。
あらためて、この取り組みは本当に価値がある!と実感しています。
「つもりの自分」と「はための自分」といった言葉もありますが、
はためから見てもらった自己からは、「やっぱりそうか」という再確認や、
「うーむ、そうだったのか」という新発見が、たくさんあります。
マネジメント経験のある方であれば、
自分のメンバーにもっと成長してほしい、変わってほしい。
だけどなかなか・・・という経験が、みなさんあると思います。
でも人って、そうそう変われないですよね。
じゃあ変わることは不可能なのか。そうではない。
「本人が自分で気づき、自分の意志で変わろうとしたとき」にはじめて、
その可能性が芽生えます。
それなくしてどれだけ上の人間が「変われ変われ」と言ったって、なかなか変わらない。
それどころか自我を守るために、より意固地になってしまう。
そんな経験は自分自身にもあります。
それが人間心理ってやつですよね。
というかそもそも逆説的ですが、「変わらなくていいじゃん」と思うのです。
研修のときに話すと、みなさんすーっと気が楽になって、
自分に素直に向き合える言葉があります。
それは、「『変わる』のではなく、『加える』ことを目指しましょう」という言葉です。
今までの自分を180度変えるなんてそもそも無理だし、ナンセンス。
極論今までの自分はそのままでも、
それに何か新しい価値を加えることができればいいのでは?そう思うのです。
ご参考いただければ幸いです。
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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