ビジョン、カルチャーへの共感が、ぶれない組織を作る ~LIFULL/羽田氏(後編)〜


この8月は、ジャンプの期末です。
今期はおかげさまで、大きな飛躍をとげることができました。
今期のテーマは、「1を超えても平気な会社へ」でした。
「1、3の壁」という言葉をご存知のかたも多いと思います。
1億の壁、3億の壁、10億の壁、30億の壁・・・
10人の壁、30人の壁、100人の壁、300人の壁・・・
前期末で7名の会社だったジャンプ。
近い将来の10名体制を見すえて、それでもグラつかない会社づくりを進めよう。
そういった意図からのテーマでした。
しかし!なんとこの1年で、一気に11名の会社になってしまいました!
「『100年100人採用』はどうしたの?」と、最近よく言われますが(笑)、
ご縁とタイミングなのでこの上なくありがたい話です。
というわけで、一気に「10人の壁」を超えることができたのですが、
予想どおりこれまでにない悩ましさも増えていると感じます。
私は前職で中間管理職が長かったのですが、チームマネジメントをしていて、
個別最適(各人の幸せ追及)と全体最適(チーム成果の最大化)を両立できたと
実感できたのは、「8人まで」だった気がします。
ただしこれは「ザ・プレイングマネージャー」、しかもプレーヤー比率がかなりある状態、
かつ、新人を含めたローキャリアのメンバーが多かった状態でした。
その点ジャンプは「自立した個の集団」であるため、そもそも環境がちがいます。
とはいえ自分なりにいろいろ考えた結果、昨年末から立ち位置を少し変えたりしています。
結果として「まだまだ」ではあるのですが、以前よりも「全体視点」や「中長期視点」に
ウエイトを置いて日々に向き合えるようになった気がします。
また、一人で悩まなくてよいことも、ジャンプの特徴です。
役員で集まってミーティングすることも、定期・不定期ともに増えました。
逆に一人で悩んでいたりすると、怒られたりします(笑)
というわけで何とか「個人と全体のトレードオフ」に陥らずにすんでいると思うのですが、
どこかで必ず限界はくるのでしょう。
「そのときどうするのか?」ではなく、
「それを見すえて今どうするのか?」が重要ですね。
答えは出ていませんが、みんなで模索していきたいと思います。
その一環として、今度ジャンプ初の「全社研修」をやることにしました。
ちょうどよいタイミングだと思います。
今からとっても楽しみです。
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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