ビジョン、カルチャーへの共感が、ぶれない組織を作る ~LIFULL/羽田氏(後編)〜


ジャンプは年に一度、「ベストプロジェクトコンテスト(ベスプロ)」
という取り組みをしています。
おととしからスタートし、3回目となる今年は10月7日(金)に開催しました。
エントリーシートと別添資料にもとづく「事前審査」を全員で行い、
本選には5つのプロジェクトが進出。
プロジェクト担当者たちが、プレゼンテーションを行いました。
「プロセス」「アウトプット」「成果・評価」という三軸で評価をしあうのですが、
手前味噌ながら、年々レベルが上がっていると感じます。
この手の「プラクティス系コンテスト」は、継続実施し文化となっている企業もあれば、
やりたいけどなかなか実現していない企業、そもそも検討されていない企業が
多いと思います。
私自身が前職時代、リクルートの「ベスプラ」を通じて自己成長の機会を
得たクチというか、あの制度がなかったら間違いなくその後の自分はなかった、
と言えるくらいのものなので、強い思い入れがあります。
「プラクティス系コンテスト」の価値とは、何なのでしょうか?
私は、
●自己再現性の向上(アウトプットすることで整理でき、再現性が高まる)
●事例活用性の向上(他者の仕事を疑似体験し、語れるようになる)
●相互啓発性の向上(相互に刺激を受けることで、めざす仕事の基準が上がる)
だと思っています。
この3つは「俗人性と個別性の高い課題解決」の仕事に必要なものであり、
そういった仕事を社員に求める企業にはうってつけの取り組みだと思います。
「どうやったらうまくいくか(上記価値につながるか)」については、
私も試行錯誤中ですので偉そうに言える立場ではありません。
ただ、まだ取り組めていないけれど今後重要だろうなと思うことは、
●経年比較ができる仕組みをつくること
かと思っています。
前述した「年々レベルが上がっていると感じます」が、主観でなく客観的に見えてくる。
そんな仕組みができるといいよなぁと思っています。
ジャンプCQO(Chief Quality Officer)の私としましては、
この「ベスプロ」をつうじて、ジャンプのサービス品質を年々高めると同時に、
「ジャンプのメンバーになれば学びがある」という所属価値も追求していきたいと
思っております。
以上、久しぶりにまじめなことを書きました。
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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