ビジョン、カルチャーへの共感が、ぶれない組織を作る ~LIFULL/羽田氏(後編)〜


もう3月か。早っ!
さてこの度ジャンプでは、本格的に人材採用に取り組むことを決めました。
いろんなところで書いてきましたが、これまでのジャンプメンバーは、全員人脈。
紹介会社も求人広告も使わずに、人脈だけで12名まで増えましたが、
いよいよ限界です。
私も42歳。私以外の役員も、40代。
だんだん人脈の平均年齢も、高くなってきました。
別に若い人を採らなければならない理由はありませんし、
それ以前にジャンプは必ずしも増員する必要はありません。
なぜなら、「事業計画にあわせて人を採る」のではなく、
「ご縁があって増えた人にあわせて事業を広げていく」ことを
ポリシーとしているからです。
そもそもですが、事業や組織を拡大しようとする理由って、なんでしょうか?
その問いに対する回答は、経営者によって異なるでしょう。
また、「本音の理由」と「建前の理由」もちがうかもしれません。
私が少しずつでも新しい人に入ってほしいと思う理由。
それは、「飽きへの恐怖」です。
簡単にいえば、どんなにすばらしい仲間でも、ずっと同じメンバーだけだと
だんだん飽きてしまうと思うからです。
事業も一緒です。
ずっと同じことをやっていたり、成長の停滞が長くなると、マンネリ化します。
だから新しいチャレンジをすべきと思うし、
少しずつでも業績を上げていくべきだと思います。
個人的に「創業バブル」と呼んでいますが、創業期には独特の高揚感があり、
そのフェーズでしか来ないような人材が採用できたり、引き合いがあったりします。
そのバブルがはじけると、感動していたことに慣れ、麻痺し、
閉塞感が漂いやすくなります。
ジャンプももうすぐ丸8年。とっくに創業バブルははじけています。
なんとかしなきゃ。何ができる?
その一つの取組みが新規採用であり、人脈採用の限界宣言です。
もちろん同時に、事業においてもチャレンジする。
現在「マーケティング」と「サービス開発」に取り組んでいるのは、その象徴です。
事業や組織を拡大しようとする理由。
正解や不正解はまったくない話しだと思いますので、ざっくばらんに書いてみました。
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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