STRUCT REPORT
採用コラム

キーワードは「Only1」「No.1」

増渕知行

「まずまずの採用」から抜け出して「最高の採用」を行いたいと考えている採用担当者のあなた!
自社の強み・独自性を見つけるお手伝いをします。

INDEX
1. なんとなくの採用成功で満足していませんか
2. 採用マーケティングを通じ、自社の採用におけるポジションを知る
3. 3C分析から自社の「Only1」「No.1」を見つけていく

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” font_size=”18″]採用はできたけど、なんかモヤモヤが残るのはなぜだろう[/word_balloon]

1. なんとなくの採用成功で満足していませんか

昨今、新卒も中途も売り手市場で採用が難しい!と言いますが、そうは言っても、なんとなく採用活動を始めると、候補者がそれなりに集まり、まずまずの採用ができてしまっている企業もたくさんいるのではないでしょうか。

まず募集要項を決めて求人票を書く、求人サイトやエージェントを使って募集する、候補者が集まったら面接をし、内定を出す、ようやく採用できて入社・・・
もっと良い人が居たかもと言うモヤモヤを残しつつも、採用条件や目標人数には達しているから、まあ良いやと次も同じ流れで採用活動をしている人事担当者のあなた。

この決まり切った流れ、とても大事なステップが抜けていることにお気づきでしょうか。

それは最初に「自社分析」を行うこと。

一見難しそうに感じる「自社分析」という言葉。
ようは「自社の魅力をきちんと理解し、語れますか」ということなのです。

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” font_size=”18″]他社にはない「自社らしさ」ってなんだろう[/word_balloon]

2. 採用マーケティングを通じ、自社の採用におけるポジションを知る

採用において自社の魅力を語れる・・すなわち自社らしさ、自社の採用ブランドを語れると言うことですが、これができている採用担当者は実は多くないのです。

と言うのも、自分の会社の魅力・強みを考える時、「売上高業界No.1」「創業以来黒字経営」「独自の○○技術」など明確に「競合他社とここが違う!」と訴求できる強みをすぐに打ち出せれば良いのですが、なかなかそういうわけにもいかないからです。

そんな理由で、他社との違いを表すために採用で多く見かけるフレーズが、「研修制度が充実」「幹部候補を目指せる環境」「経営者との距離が近い」と言った、なんだかふわっとしている魅力です。

しかしこの「他社との違い」こそ候補者が入社する企業を決める際に重要視している点で、極力「候補者がイメージしやすい」魅力を打ち出すことが必要です。

物を買うときは迷ったら両方買うことができますが、候補者にとっては就活・転活の結果、入社できる企業は基本的には1社だけで、迷った場合、どちらか1社しか選べません。

つまり採用とは究極の相対比較マーケットであり、採用ターゲットに他社との違いを理解した上で自社を選んでもらうためにも、自社が競合に入社することとはどう違い、何が魅力になるのかを明確にすること、すなわち、自社の採用マーケットにおけるポジショニングを明確にすることが極めて重要になってくるのです。

採用マーケティングをすることで、自社のブランドポジショニングが明らかになっていき、求心力が高まり、ひいては最高の採用につながっていくのです。

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” font_size=”18″]採用マーケティングをして、採用におけるポジショニングを明確にしよう[/word_balloon]

3. 3C分析から自社の「Only1」「No.1」を見つけていく

では具体的にどのように採用をマーケティングして、自社の採用におけるポジショニングを見つけていけば良いのでしょうか。

ここでキーワードとなるのが「Only1」「No.1」です。

自社において、自信をもって「これはOnly1、No.1」だと言い切れることを見つけるための第一歩が「3C」分析です。

ご存知の方が大半だとは思いますが、3Cとは「Company(自社)、 Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)」のことです。
これら3つのCを分析することで、自社が競合より優位になることや他社と共通していること、他社に比べて弱みになるところ=「自社らしさ」を知ることができます。

しかし、自社らしさが何か1つ分かれば十分と言うわけではなく、自社の持つ魅力・特別性をいくつか知ることが大切で、それらを掛け合わせることで、他社にはない「本当の自社らしさ」が見えてくるのです。

つまり自社の魅力・特別性をいくつか見つけることが、自社の持つ「Only1」「No.1」を見つけていくことにつながります。

ターゲットにとってどうやったら「Only1、No.1」な会社になれるのか、これを見つけていくことで、採用におけるポジショニングが明確になっていくのです。

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” font_size=”18″]自社の「Only1、No.1」を見つけよう[/word_balloon]

この「ポジショニングとしての採用マーケティング」では、採用における自社の強みを理解し、また掛け合わせることで、自社ならではの採用におけるポジショニングを生み出す方法についてお伝えしていきたいと思います。

採用をマーケティングし、採用におけるポジショニングを見つけることで、候補者から選ばれ続ける会社になることができ、最高の採用を行うことができるようになります。

もし、まだ自社の採用におけるポジションが見つけられていないのであれば、このコラムを通じて見つけていき、万が一、自社の独自の魅力って無いかも・・と自信を失っているのであれば、一緒に魅力の掛け算をして、自社にしか築けない採用におけるポジションを見つけていきましょう!

次回からは、具体的な事例をもとに採用におけるポジショニングの見つけ方をお伝えしていきます。

増渕知行
代表取締役 クライアントパートナー

理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。


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