ビジョン、カルチャーへの共感が、ぶれない組織を作る ~LIFULL/羽田氏(後編)〜


今週の火曜日、4月28日に、ジャンプは大きな発表をすることができました。
東証一部上場の株式会社クイックさまとの、資本業務提携です。
ジャンプという会社は、12年前に特に大きな志もなく、立ち上げた会社です。
めざしたのは、
「すてきな仲間と一緒に、好きな顧客だけに、最高のサービスを提供」すること。
それで飯が食えたら、これ以上の幸せはないよね、という願いだけでした。
「すてきな仲間」を集めることには、一番こだわりました。
「100年100人採用」というコンセプトで、1年に1人を厳選採用する。
採用といっても「雇用」という慣習にはこだわらず、かけもちも大歓迎。
「社員」ではなく、「ジャンパーズ」という呼称しか選択肢がない、独特のやり方でした。
「好きな顧客」という意味では、初期からほんとうに恵まれました。
前職時代のクライアント。パートナーさんからのご紹介。
それだけで、すばらしい企業とめぐり会え、数々の感動を味わうことができました。
「最高のサービス」は、仲間が増えるのと比例して磨かれていった気がします。
3人でスタートしたジャンプが、4人目、5人目、6人目・・・と増えていく。
それにともなって、あたらしい知見や発想がシナジーを生み、進化していきました。
大きなターニングポイントになったのは、2017年にやった「CI」です。
そのときの心境は、こんな感じでした。
この日からはじまった、ジャンプのセカンドステージ。
ホップから「ステップ」のフェーズに入ったのだと思います。
結果として生まれたのが、採用マーケティングツール「Only1Finder」や、
採用戦略企画プログラム「Only1Camp」です。
これらの自社商品に対する手ごたえ。クライアントや、マーケットからの期待。
そんなエネルギーが日に日に集まり、高まっていった結果、
2018年の12月にはこんな記事を書くことになりました。
生誕44年、社会人22年、起業11年目にして、やっと天命を知りました。
このとき立てた、「採用戦略で伸びる会社を日本中に1000社つくる」という目標。
「事業戦略と採用がリンクしていない企業が多い」という、世のなかの事実。
Only1Campによる採用戦略の確立と、
これまでジャンプがやってきた戦略実現のソリューション事業がかみあえば、
採用戦略で成長する会社が増えていく。
そしてそれは、「働きたくなる会社を日本中に」というジャンプのミッションに、
近づくことにもなる。
絶対に成し遂げたいという想いが強くなるなか、「このまま自力でコツコツがんばる」
のか、「どこかとがっつり組んで勝負をかける」のか、熟考してきました。
その結論が、今回の資本業務提携となっています。
クイック社の適時開示後、メンバーには私の思考と決断を、くわしく説明しました。
あっという間に「ステップ」のフェーズが終わり、
ここから「ジャンプ」がスタートします。
あたらしいスタートを、メンバーそれぞれの人生プランのなかでどう位置づけるのか。
それは、各自の判断に任せたいと思っています。
念のため、ですが、ジャンプは社名も、代表者も、オフィスもなにも変わりません。
「すてきな仲間」と「最高のサービス」は、さらに磨きをかけていきます。
「好きな顧客だけに」については、「よりたくさんの顧客に」へと
変わっていくと思いますが、創業の精神はこれからも忘れることなく
大切にしてまいりますので、どうぞ引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします!
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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