人は、飽きる。
突然ですが、人の気もちって、変わりますよね。
例えば、人と人の関係性。
「あんなに愛しあってたのに・・・」なーんて恋愛関係。
「お前はずっとうちの会社にいると思ってたのに・・・」なーんて仕事関係。
思い当たる節のある方が多いのでは?
例えば、人と事の関係性。
「あんなに好きだったゴルフに、全然興味もてなくなっちまった」
「5年間ずっと同じ仕事つづけてきて、最近マンネリ感がある」
なんてことも、よくある話です。
まわりから見れば「えっ?こないだまであんなに没頭してたじゃん!」
「急になんだよ~」ってうつりますが、本人からすれば急でもなんでもなく、
少しずつ自覚が強くなっていく気もちだったりします。
人は、飽きる。
その前提で人間社会を生きていくのがよいと、私は思っています。
組織のマネジメントにおいては、この感覚をもてるかは非常に重要だと思います。
「人は飽きる」という前提に立ったときに、どんなマネジメントをすべきなのか。
集団に対して、個人に対して、どんなアプローチをすべきなのか。
まだ要諦をうまく言語化できるレベルにないのですが、
なんとなく感覚的にわかってきたのは、
「究極のピークまでギリギリもっていかないこと」かなぁと思います。
楽しむ。努力する。つながる。理解し合う。団結する。
こういったポジティブな方向性において、ピークは下降の始まりではないかと。
もちろん「飽きをコントロールして継続性を担保する」ことが
絶対的に必要とまでは思いません。
ただ、人間関係や取組みテーマを長期レンジでとらえたいときは、重要だと思います。
ジャンプの組織理念は、この2つ。
しばらず、つながる。
たのしく、燃える。
相反しうる2つの要素の掛け算には、バランス感覚を重視する思想を込めています。
これからも、大切にしていきたいと思う理念であると同時に、
今のバランスがベストなのか、自問自答しやすい理念です。
増渕知行
代表取締役 クライアントパートナー
理想を追求し続けたら、起業に行きつきました。ジャンプは自分の人生そのものです。ジャンプはクライアントにとって、頼れる同志であり続けたい。社員にとって、燃える場所であり続けたい。約束は守る男です。週末は野球がライフワーク。
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