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【採用こっそり相談室】就活生ぶっちゃけ座談会③「志望度が上がった面接」と「志望度が下がった面接」の傾向は?

就活生ぶっちゃけ座談会

弊社代表増渕によるYouTubeチャンネル「採用こっそり相談室」では、採用に携わる企業人事の方々に向けて、採用マーケットの情報をできるだけわかりやすく解説した動画をお届けしております。本記事では、動画で解説している内容をコンパクトにまとめています。

今回は、新企画「就活生ぶっちゃけ座談会」第3回目の様子をお届けします。就活を終えた23卒の学生に、ぶっちゃけトークを展開してもらい、採用活動の参考にしよう!という企画です。今回は、「志望度が上がった面接、志望度が下がった面接」がテーマです。

23卒の大学生、お二人にお話をしていただきました!
Kさん:中央大学商学部4年/金融業界に内定
Mさん:明治大学農学部4年/人材業界に内定

●印象に残っている面接官は?

増渕:早期選考の面接で印象に残っている面接官っていましたか?

Kさん:1次面接~2次面接はオーソドックスな質問が多くて、最終面接になると、「1分間でいいので、喋って私を笑わせてください」っていうのもありましたね。

増渕:え!ムチャぶり(笑)

Kさん:僕はそういった方が得意だったので(笑)

増渕:じゃあ、よかったんだね。

Kさん:はい。ありがたかったです(笑)

増渕:困った学生も多そうですね。

Kさん:ダンマリをきめこむ学生も多かったみたいです。

●志望度が上がる面接、志望度が下がる面接は?

増渕:面接では志望度は上がり下がりがあると思いますが、どうでしたか?

Kさん:僕は、面接官の対応によって志望度が変わっていった印象で。圧迫面接されると、「もうその会社はいいかな(やめようかな)…」みたいな。入社しても、そんな感じで対応されるなら幸せじゃないよねって考えていました。

増渕:圧迫面接ってどんな感じの?

Kさん:「君、友達いないでしょ?」みたいなことを、10分くらい喋って言われたので。「たぶん、あなたの方が少ないですよね?」とか言い返して(笑)

増渕:言ったの!

Kさん:はい。僕、結構、正直なので(笑)

増渕:(爆笑)

Kさん:当然落ちるので、縁を切ってサヨナラしようと思ってました。

増渕:逆に、印象が良くなった面接はありますか?

Kさん自己肯定をしてくれる会社ですかね。「こんなことやってきたんだ!」とか、オーバーリアクションをしてくれると、喋っていて気持ちがよかったです。

増渕さん:そういう会社って、入社した後とか、どういう想像をしていました?

Kさん実際に入社してからも、「人が優しいのかな」とか、人間関係も円滑に進むのかなと思っていました。

増渕:なるほどね。うなずいていたけど、Mさんはどうでした?

Mさん:私も就活では、「一緒に働く人」を重視して面接を受けていました。圧迫面接を受けたこともあって、私が話したことを全部否定されたりしましたね。

増渕:どんな感じで?

Mさん:「学生時代に頑張ったことは何ですか?」と言われて話したら、面接官から「何言ってるのか分からないね」とか。

増渕:サンドウィッチマンみたいな感じだね(笑)

Mさん:はい、ネタやってるのかなと思いながら(笑)その後も、反応が薄い上に、「何言ってるか分からないし、君の良さが分からない」言われたので、私も途中からイライラしてきちゃって。もう取り繕わずに話そうと思って、全部本音で答えたら、「やっとMさんの良さが分かりました」と言われて、逆に合格だったんですよね。

増渕:へぇ!それ、どうなの?印象としては。

Mさん:印象は悪かったんですが、それが3次面接で、その後に最終面接があったので、「絶対に入社しないけど、最終面接はクリアしてやろう」っていう気持ちで受けました。

増渕:なるほどね。けど、やっぱり、入社はしたくないなと思ってました?

Mさん:そうですね。入社はしたくないなと思ってしまいました。1次面接~2次面接は、とても優しい方が面接官だったので志望度は高くて、最終的に内定もいただきましたが、圧迫面接の印象が強すぎて。働いてからも、圧迫面接の時のような扱いを受けるのかな、と思って辞退しました。

増渕:面接でのコミュニケーションから、その会社の社風とか入社後の自分を想像するというのは、やっぱり、みんなにある感じ?

Mさん:面接とインターンでしか、実際に社員の方と関わる機会がないので、その数少ない社員さんの中で圧迫面接のようなことがあると、「面接を任されている人なのに…」と思ってしまうかもしれないです。

増渕:逆に、「志望度が上がった接点」には、どういうことがありました?

Mさん:自分を認めてくれたり、親身になって話を聞いてくれる面接官は、すごい印象が良かったです。ガクチカや自己PR、志望動機以外にも、自分の内面を見てくれたり、頑張ってきたことを深掘りしてくれる会社は、「自分のことを、わかろうとしてくれているんだな」と思いました。

増渕:Kさんはどうでした?

Kさん:インターンに参加した後からリクルターさんがついてくれて、「壁打ち」をやってくれる会社がありました。最終面接で話そうと思っているガクチカを相談したら、赤ペンで添削をしてくれて。実際は、「採用する側」と「判別される側」なのに、仲間になった気分で、その会社は志望度がグッと上がりました。

●学生から見た「人事」と「現場社員」の違い

増渕:「現場社員」と「人事」は、学生から見ると違う存在ですか?

Mさん春から入社する会社は、社員さんも人事の方も、全員フラットに接してくれるので、そこに魅力を感じました。他の会社では、人事の方と社員さんは違う印象で。

増渕:どんな風に違いました?

Mさん:人事の方は、「ぶっちゃけて話していいですよ」みたいに言ってくれても、社員さんの前だと、「良く見られるように」と思って、本音で語れなかったり、取り繕ってしまったところはありました。

増渕:社員さんの方が、話す壁があった?

Mさん:壁がありましたね。入社する会社以外は、人事やリクルターの方には本音で話して、面接ではガチガチに固めていましたね。

増渕:でも現場社員の話は聞きたいですよね?

Mさん:そうですね。聞くときは、少しオブラートに包みながらも本音も交えて聞いて。ただ、聞かれた質問には、ガチガチになって返していましたね。

増渕:Kさんも、そんな感じはありました?

Kさん現場社員さんの方が、対応がきつかったかなという印象はあります。現場社員さんは、採用だけじゃなくて、自分自身の業務があるので、「時間の拘束がある中で、対応してくださってありがとうございます」みたいな感じで、僕はやっていました。

●学生同士で就活情報を交換するツールは

増渕:今の話に出てきたような、「この会社は良かった」とか「ん~(イマイチだった)」っていう情報は、学生同士の間でも共有の場があると思いますが、「クチコミ」や「体験談」などは、何かで見たり使ったりしていましたか?

Kさん:ツールで「就活会議」を使っていました。人事の目にも触れない仕組みなので、本音ベースで書いてありましたね。

増渕:大学のメアドじゃないと入れないからね。

Kさん同じ学歴で、同じ会社を志望している人のアドバイスは、本当に参考になりました。

増渕:実際にどんなことが書いてあるの?

Kさん「一次面接はこういう質問されたよ」とか、かなり深掘ってありました。

増渕:なるほど。面接で聞かれる内容が、「就活会議」の中で、学生に流通している感じ?

Kさん:そうですね。ただ、古い情報だと全く違うので、一個上の「22卒」の先輩方の意見だけを参考にしていました。

増渕:21卒以前は参考にならない?

Kさん:そうですね。

Mさん:私は、「ONE CAREER(ワンキャリア)」を使っていました。参考になった部分もありましたが、情報が少ないなと思うところは、同じ業界のインターンに参加して仲良くなった子に、面接の形態を教えてもらったりしながら、情報収集していました。

増渕:就活友達のネットワークを作って、そこからの情報収集ですね。受けている業界が近いから、情報交換が有意義になるっていうことですか?

Mさん:はい。人材業界のインターンに参加したら、人材業界に興味のある子とつながれるので、「他の会社は、ここ受けたよ」とか、「一次面接、こんなこと聞かれたよ」っていう情報交換をしていました。

増渕:就活の初期は、一個上の先輩の情報が参考になり、就活を進めて行くと、同世代のネットワークが参考になる、っていう感じですね。

(次回に続く…)

動画では、より詳しく対談の様子をご覧になれますので、今後の採用活動の参考にしていただけましたら幸いです。引き続き、「就活生ぶっちゃけ座談会」で23卒学生の生の声をお届けしますので、ぜひ、ご視聴ください(毎週火曜日更新)。チャンネル登録もお待ちしております!

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