「コンフォートゾーン」を抜け出して、成長の機会に


「あなたはどういう組織にしたいのですか?」こんなの質問をある企業の事業責任者(部長)にしたところ。 「そうですね。。。部下のみんなはどうしたいのかな? 今度聞いてみますよ」とのお答え。同じように「事業をどうしていきたいですか?」という質問については「うちの会社はこっちに行きたいのです」という、こんどは会社の意見を代弁。あまり考える機会もないのか、2つの質問にその方自身のお答えは持ち合わせていない。組織や事業を引っ張っていくリーダーの立場の人がこの先について語ることができない。そんなシーンによく出くわします。
組織の中でミドルマネジメント層になると、数字の作り方や結果の出し方についてはそこそこできるようになります。やり方=HOWに長け、部下をコントロールして貢献をする、会社にとっては頼りになる存在です。
しかしながら長期で事業への貢献ができるかで言えば少し違ってきます。会社の言う通りだけのトレースでは、環境要因の変化に対応できない。自分がどうしたいかがないと、世の中のマーケットに適応できません。また、そんなミドルマネジメントの方々が、日々モチベーション高く仕事を毎日やっていけるかというとそこも疑問。会社からのMUSTばかりこなしているとむしろマイナスで日々疲弊、まさに「社畜」になっていたりする。これでは毎日がつまらないですね。
会社のMUSTに追われすぎていませんか。あれもやらないといけないこれもやらないといけない。仕事に追われて、心のシェアがMUSTばかりになっていたりする方。たまには自分のWILLを出すこともやってみてください。自分のWILLがなければ、毎日つまんない。つまらないと、仕事の結果もうまくコントロールできない。一緒に働く部下メンバーの成長や組織のこの先も、ミドルマネジメントの意志があってこそ良くなっていくものだと思っています。
「事業、組織、部下をどうしていきたいか」。自分の意志でそんなことを考えるだけでも、目の前がぱっと開けることがあると思います。MUSTはほどほどに。WILL、自分らしさをどうか大切に。
事業の前進、個人・組織の育成を人生のテーマに、お客様の懐に深く入り、ハンズオンで事業の発展、改革に関わっていきます。四国のお寺巡りをやっております。そんな話もどうぞ。
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