STRUCT REPORT
採用コラム

ジャンプはオフィスを移転しました ~働きたくなるオフィスづくり 物件探し編~

辻隆斗

◎働きたくなるオフィスをつくるぞ

「働きたくなる会社を、日本中に。」を今年度からミッションとして掲げ、新たなステージに向けて歩き始めたジャンプ。言うからには自分たち自身もそれを体現していきたいと考え、そのためのプロジェクトがいくつも走っています。そんな中で重要な観点だと思ったのが、これから入社してくる未来のメンバーにとっても働きたくなる会社になっていく、ということでした。そこでみんなから出たのが「今のオフィスでいいの?」という意見。ジャンプは創業時、経費を抑えるためにレンタルオフィスに入居しました。作業ができて外出しやすければいいというくらいしかこだわりがなく、特に不満はありませんでした。メンバーが増えるたびに席を増やしていき、オフィス環境に無頓着なまま10数名、気付けば9年の歳月が流れていました。あらためてオフィスを見てみると、おしゃれとはほど遠く、何より狭い。これは、働きたくなる会社じゃないね!仕事は楽しそうだけど、こんなオフィスで仕事をするのはイヤです!なんてことで採用がうまくいかなかったらそれこそジャンプの名折れです。入居していたレンタルオフィスの契約更新も迫っており、ちょうどいいタイミングかも!ということでジャンプは創業10年を目前に大きな転換点を迎え、働きたくなるオフィスをつくるための移転プロジェクトが発足しました。

◎物件選びはご縁です

場所どの辺にする・・・?ということで物件選びは街選びからスタートです。ジャンプ創業の地は六本木、2年いました。その次が外苑前、7年いました。どちらの街もジャンプにはちょっとおしゃれすぎたかもしれません。そして自分たちで契約しようとすると、どちらの街も賃料が高くてびっくりです。ただ、調べてみると賃料相場って場所によってすごい差があることがわかってきます。ジャンプに合う街ってどこなんだろう。でも、やっぱり交通の便は最重要かも。せっかく働きたくなるオフィスをつくっても、外出したくなくなってしまうような立地では話になりませんからね。いろいろ話しているうちに、四ツ谷いいんじゃない?ということになり四ツ谷周辺でオフィスを探すことに。しかし、何十件見たでしょうか、しっくり来る物件はなかなか見つかりません。ようやく見つかっても、先に申し込みが入ってしまったりして、心が折れそうになってきます。年度末の繁忙期を考えると、できれば年内に引越を完了しておきたい、タイムリミットは近づいてきます。そんな中でようやく見つかったのが千代田ビル。実は探しはじめた初期の頃に一度見ていたのですが、「いい部屋だけどもっといいところがあるはず」とパスした物件でした。しかし他の物件をいろいろ見ていくうちに、「あそこ実はすごくよかったんじゃない?」と千代田ビルの良さをあらためて認識させられることに。連絡をしてみると、まだ空いていました。よかった!あらためてオーナーさんにご挨拶に行くと、オーナーさんは我々のことを覚えていてくれて、温かく出迎えてくれました。ありがたいことです。我々も気持ちを素直にお伝えして、満を持して申し込みをさせていただきました。しかし何とも不思議です。急いで申し込んでも決まらないものは決まらない、一度はお断りをしたのに決まるものは決まるんですね。まるで「ここにしなさい」と言われているかのような・・・まさにご縁を感じざるを得ません。

◎防衛省の真向かいの出世ビル

千代田ビルは靖国どおり沿い、防衛省の目の前に位置しています。そしてジャンプらしさと、働きたくなるオフィスに必要な条件がそろっています。まずびっくりするのが、都心のど真ん中のオフィスらしからぬ眺望。実は防衛省のお庭が借景となっており、窓が広いので部屋に入るとまずこれがドーンと目に飛び込んできます。とっても古いけどとってもきれいに手入れされたビル、やさしいオーナーさんに大切に守られてきたことを感じます。我々も大切に使わせていただかなくては。エレベーターの場所がわかりにくかったり、頭をぶつけそうな梁があったりもしますが、そこはご愛敬。長い歴史の中では、まだ無名だった頃の著名人が何人も入居しては名を上げ、また創業間もない頃の有名企業が何社も入居しては急拡大して、ここを巣立っていったそうです。まさに出世ビル。何と縁起がいいことでしょう。ジャンプもあやかりたいものです。家賃と共益費は外苑前のレンタルオフィスにいたときとほぼ同じですが、部屋の広さは3倍になりました。四ツ谷からも市ヶ谷からもほぼ同じ距離。中央線、総武線、丸ノ内線、南北線、有楽町線、都営新宿線を利用できます。外出しやすく、戻って来やすいですね。飲むところいっぱい。駅前はもちろんですが、住宅街の中に古民家を改装したビストロを発見したりして、これまたいい感じ。そしてどちらの街も企業だけでなく学校もたくさんあり、社会人と学生が行き交う街。うーん、まさにジャンプっぽい。

その後めでたく審査が通過して、契約もつつがなく完了。さあ、いよいよオフィスデザインに入っていきます。ジャンプの働きたくなるオフィスづくりはどうなる?後編をお楽しみに!

辻隆斗
取締役 クライアントパートナー

前職は人事を担当。会社全体の仕組みから社員一人ひとりのケアまで、幅広い視点から会社や組織の活性化に貢献します。既存の概念にとらわれることなく、常に柔軟に考えることを心がけています。趣味は料理。食べるのも作るのも大好き!


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