「コンフォートゾーン」を抜け出して、成長の機会に


上司はメンバーのことに頭を抱え、「あいつは本当にわかってない。どうしよう。頭が痛い」と言っています。部下は「あの上司、本当にわかってくれない。勘弁して欲しい」と言っています。お互いには言い分があって、双方の立場に立つと「ごもっとも」というケースばかりです。言わばこの「わかってくれない」というのがくせものになっているのですね。そう、人ってそう簡単には、思いを伝えることはできません。
組織マネジメントっていろんなマニュアルや研修があったりしますが、ベースは双方の信頼関係の上に成り立つ理論。その関係において「コミュニケーション」の質・量ともに、圧倒的に少ないのが原因です。だいたいのケースはこれです。クライアントさんのご相談に乗るケースがありますが、いろいろ聞いてみると、その思いや言いたいことを対象の方に「伝え切れていない」ケースがほとんどです。実にもったいない。
となると、対象となる相手が悪いのではなく、「思いを伝えていないこと」が問題なのですね。「なーんだ」と思うかも知れませんが、実はそういうこと。理論よりも、「お伝えする」というアナログ的なことが大事なのですね。
どうですか。身に覚えはありませんか。
確かに遠慮して言いたいことが言えない事情があると思いますが、そうやってズルズルと言えないままにしてもお互いにとって良くないですね。時間の先延ばしだけで、ストレスになるだけです。だったら正直なところをまずは伝えてみてください。ただし、伝え方には十分に配慮を。相手を壊しちゃうように言っちゃうと、大炎上になるだけ。目的は双方にとって望ましい方向、あるいは関係になるためのきっかけ作り。組織マネジメントはまずここからです。
事業の前進、個人・組織の育成を人生のテーマに、お客様の懐に深く入り、ハンズオンで事業の発展、改革に関わっていきます。四国のお寺巡りをやっております。そんな話もどうぞ。
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