【採用こっそり相談室】採用初心者スタートアップガイド①ベンダーの話を聴いて参考にしよう!
弊社代表増渕によるYouTubeチャンネル「採用こっそり相談室」では、採用に携わる企業人事の方々に向けて、採用マーケットの情報をできるだけわかりやすく解説した動画をお届けしております。
1月より新企画として「採用初心者スタートアップガイド」を始めました。ここでは、新しく採用担当になった方々が知っておくべき3つのポイントを解説します。
今回は、1つ目のポイント「ベンダーの話を聞いて参考にする」です。本記事では、動画で解説している内容のポイントをまとめています。
●ベンダーの種類・役割は?
「ベンダー」とは、いわゆる採用支援会社です。採用支援会社の担当者(主に営業担当)から話を聴いて参考にする、というのが、採用担当初心者の方にまずオススメしたいことです。
ベンダーには様々な会社があり、それぞれに専門とする領域がありますが、大きく二軸四象限で整理できます。縦軸は、《応募獲得までを支援する会社》 《応募獲得以降を支援する会社》、横軸は、《ツールを提供する会社》 《サービスを提供する会社》で分けられます。
具体的には、以下のような会社が挙げられます。
左上【応募獲得までのツールを提供する会社】:求人広告や採用イベントの提供会社
右上【応募獲得までのサービス提供会社】:人材紹介会社やダイレクトリクルーティングの代行会社
左下【応募獲得以降のツール提供会社】:採用管理システムや適性検査の提供会社
右下【応募獲得以降のサービス提供会社】:採用アウトソーシング会社
では、様々な採用支援ベンダーがある中で、どのような点に留意して話を聴くと、自社の採用活動に効果的なのでしょうか。
●ベンダーに話を聞く際の留意点①セールスバイアス
セールスバイアスとは「売りたいという力」です。つまり、ベンダーの担当者が、自社の商品・サービスにメリットのある内容や良く見せるための情報提供があり得る点に留意してほしいと思います。
●ベンダーに話を聞く際の留意点②担当者の能力差
当然のことですが、ベンダーの営業担当や商品・サービスの説明担当の方には、経験年数など力量の差があります。できる限り優秀な担当者とお付き合いできるよう、力量差があることを理解した上でベンダーを見極めるのが重要なポイントです。
●ベンダーに話を聴くポイント:前年同時期との比較で話を聴く
上記2つの留意点をふまえ、ベンダーに話を聴く際の重要なポイントは、「前年同時期と比較すること」です。例えば、「応募者の傾向にどんな変化があるのか」「求職者や求人企業のニーズにどんな変化があるのか」「採用管理システムを導入する会社の傾向・データの扱い方」など、前年の同時期と比較して聴くことで、過去から現在の変化を把握するだけでなく、現在から未来への予測もしやすくなります。
また、前年同時期との比較について、きちんと専門性を発揮して自分の言葉で説明できる担当者は、やはり優秀な方ですので、ベンダー担当者の力量がわかりやすくなるというメリットもあります。ぜひ、この点を意識していただくとよいかと思います。
動画では、より詳細の解説もありますので、今後の採用活動の参考にしていただけましたら幸いです。引き続き、「採用初心者スタートアップガイド」の続編②③をお届けしますので、ぜひ、ご視聴ください(毎週火曜日更新)。チャンネル登録もお待ちしております!
ジャンプ株式会社
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