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2017年卒・新卒採用スケジュール変更の概要と対策

小緑直樹

2017年新卒採用からまた、採用スケジュールが変更されます。12月7日、経団連が2017年新卒の就職活動において、企業による面接などの解禁時期を来年6月1日とする指針を決めました。

新卒採用を行う会社にとって、自社の採用戦略を左右するそのスケジュール。

今回は大きく、「スケジュール変更の概要」と「変更に伴う予測と対策」について、その要点をお伝えしていきます。

スケジュール変更の概要

2年連続の新卒採用スケジュールの変更。さて、今年は何がどう変わったのでしょうか?
結論からいうと、今年の変更は「採用選考活動解禁の2ヶ月前倒し」という点になります。

詳しくみていくためにも、ここ3年の採用スケジュールを並べて、その変化をみてみます。
schedule

こうみると、2017年新卒採用スケジュールの変更は、2015年新卒採用から2016年新卒採用の変化と比べると大きな変化が少ないように思われます。
しかし、この「採用選考活動解禁2ヶ月の前倒し」で引き起こることがあります。その事実を把握し、対策を打てるかどうかが、2017年新卒の採用の成否を分けることになるかもしれません。

スケジュール変更で引き起こることとその対策

「採用選考活動解禁2ヶ月の前倒し」で以下、3つのことが引き起こることが予想されます。
①広報活動開始前の広報活動の過熱
②日程競合する説明会
③辞退学生の増幅
1つずつ見ていきたいと思います。

①広報活動開始前の広報活動の加熱

<引き起こること>
昨年より、2ヶ月短くなる広報期間。自社を認知してもらう前に6月の採用選考活動期間に突入。そんな事態を避けるべく、3月の広報活動前から、インターンシップを含めた、企業セミナーが増幅されることが予測されます。事実、大手ナビサイトでも2017年新卒プレサイトでの掲載社数やエントリー可能社数は16新卒の同時期の数値を上回っているという話も聞きます。

<対策>
◎数あるインターンから選ばれるインターン告知&コンテンツになっているのかの見直し
◎大学訪問、社員からの紹介など、ナビ以外の広報手段の検討
などなど

②日程競合する説明会

最も会社説明会の開催が予想される広報活動期間。その広報活動期間が2ヶ月短縮されることで、多くの会社の説明会日程が密集することが予想されます。『全てに説明会に参加することが出来ずに、候補の中から選んで参加する』そんな学生がたくさん出てくると思います。

<対策>
◎選ばれる説明会告知&コンテンツになっているのかの見直し
◎学生の都合に合わせた参加を実現できるWeb説明会の企画
◎説明会に変わる、会社理解促進のツールor企画or機会の創出
などなど

③辞退学生の増幅

<引き起こること>
広報期間が短縮化されることで、企業-学生間の理解が深まりきる前に『内定出し&承諾』といったケースが多くなることが予想されます。理解が浅いからこそ、冷静になった時に気持が変わったり、より魅力的に見えてしまう会社が出てきてしまったり、と、辞退へ流れるケースが多くなることが予想されます。

<対策>
◎企業理解が深まる選考プロセスの設計
◎内定者とのコミュニケーションプランの設計と実行
などなど

是非2017新卒採用の計画を進める際の1つの情報としてお考え下さい。

小緑直樹
クライアントパートナー

「採用」や「組織」に関わる仕事は、よりよい日本、さらにはよりよい世界を創っていく上での最適な人材活用に携わる ことだと思っています。そんな大きな思いを忘れず日々仕事に打ち込んでいます。趣味のジャグリングはいつでも披露します!


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