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STRUCT REPORT
採用コラム

戦友にならなければ信頼は生まれない

安井省人

採用や組織の仕事をしていると、個人が信頼を得る必要のある場面が多くあります。部下を持つマネージャー、採用面接をする面接官。新人を職場に受け入れる先輩。さまざまなポジションでさまざまに信頼のベクトルが働いています。最近ではSNSでもその傾向が顕著です。Twitterにしろfacebookにしろ有益な情報を発信し、かつ人となりを見せることで情緒と機能の両面で信頼を獲得する。そんな時代が加速しています。

信頼は、個人に、集まっていく。

信頼がビジネスの上でもプライベートでも必要であるのは以前から何ら変わることがない。ただし、いまはそのつながりが会社という信頼で置き換えが効かなくなってきたように思います。誤解を恐れずに言うと、以前は会社に信頼性があれば、個人はシステムの中で機能していればよかったんです。多少の不満があっても組織の安定性や、組織が果たす未来の約束がそれを補うに十分に機能していた。しかし今は違う。いつ何時も個の力が求められる。そして、信頼は個に築かれていくのです。

1on1ミーティングの重要性が高まっているのもそういった影響に他ならないと思います。1on1での信頼の形成は組織全体の大きな強いつながりに寄与しうるものです。しかしながらこの信頼獲得は誰もがたやすく成し遂げられるものではありません。私自身、「失敗したなぁ」と思うことは人生史上数え切れません。今でも信頼に成功の方程式は見つけられてはいませんが、ひとつだけパターンは見つけました。それが戦友になることです。

無題

一緒に戦う、それを本気でやろう。

採用で面接をする人は、基本的に評価をしようという姿勢の人が多いのではありませんか?以前よりもそういう方は減ったと思いますし、ある面でそれは当たり前のことでもあるのですが、それが全面に出て信頼を獲得できるでしょうか?また評価とは逆で自社の、もしくは自分の言いたいことしか言わない面接官。これもまた信頼にはつながらない。
それに対するシンプルな解のひとつが「戦友になること」です。就活をしている人たちにとって、就職活動をひとつの戦いとすると、それをいかに本気で一緒に戦えるか?が信頼を獲得する鍵のひとつです。「志望動機はなんですか?」という問いはともに戦う者が口にする問いでしょうか?

仕事というのは本来誰かに対して自分(会社)の価値を発揮して、誰かの役に立つことです。面接官という仕事は誰の役に立てばよいのでしょうか?同じ戦いに挑む仲間さがしが採用だとすれば、どうすれば戦友はあらわれるのでしょうか?ただ単に会社の説明をするだけではそれをきっかけに戦友になることは難しい。「その人の人生にとって最良の答えは何か」その曖昧かつ長い道のりを必要とする問いを、共に真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

安井省人
取締役 クリエイティブディレクター

組織活性につながるクリエイティブとは何か?問題の本質は何か?を追求する毎日。近道でも回り道でもゴールに繋がるプロセスを大切に、現実にも夢にも向き合いたいと思っています。二地域居住の週末田舎暮らしやってます。


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