【新卒採用】21卒新卒採用の活動予測
既に大手ナビサイトでは21卒のプレサイトがスタートとなっており、夏のインターンシップが活況となっています。
6月7日の日経新聞の記事では、
「21年卒の就活スタート。インターン採用主流に」
という記事が大きく取り上げられました。その内容を抜粋すると、主要サイトの6月1日時点の情報掲載社数は延べ約17,000件と昨年比5%増加しているとのことでした。それに加え、21卒で目立つのは『採用直結型』のプランが増えるとのこと。
すでに21卒採用活動が早々に始まっている中で、これから計画を立てる際どんな点を意識したらよいか、をまとめてみました。
●21卒新卒採用活動におけるポイント
前提として「売り手市場」 「経団連による就活ルールの廃止」 「東京オリンピックの開催」といった外的環境を意識する。
引き続き、売り手市場の環境は変わりませんが、特に意識すべき点は「経団連による就活ルールの廃止」と「東京オリンピック開催による影響」です。就活ルールの廃止によって、これまでインターン直結採用を控えてきた企業は積極的に露出を増やしますし、東京オリンピック開催によって夏の説明会会場の確保といった実務対応面での影響やそもそもその時期に採用活動を都内で実施するのか、といった心理的影響もあり、より採用活動が前倒しになる可能性があります。
その環境の変化を把握した上で下記のポイントを意識した21卒採用活動計画と施策検討をしてみてはいかがでしょうか。
ポイントその1:プレシーズンが長く、本シーズンが短い。インターンシップが採用の起点に。
→採用直結インターンシッププログラムいかに開発するか、がポイントとなります。
【参考情報】
採用につながるインターンシッププログラム企画について
https://jumpers.jp/wps2020/media/recruiting/1483
ポイントその2:インターン採用&本選考での内定出しがより早く。
→内定出しが早くなる状況下においては、短期間で自社の魅力をわかりやすく伝え、学生に対して働く上での自社の約束をどう
プロセス毎に訴求するかが大事になります。そう意味では、採用ブランディングの構築がポイントとなります。
【参考情報】
採用ブランディングの実現方法
https://jumpers.jp/wps2020/media/recruiting/5544
ポイントその3:内定出しが早まれば、早まるほど内定者フォローが長期化に。
→内定者フォローにおいても場当たりな施策を実施するのではなく、学生の心理状況に合わせて施策を立てることが大切です。
内定者フォローをいかに仕組み化して実施するのか、がポイントとなります。
【参考情報】
学生が抱える4つの不安から考える、選考者&内定者フォロー
https://jumpers.jp/wps2020/media/recruiting/5369
21卒新卒採用活動は外的環境の変化もあって例年とは違う動きになることが予測されますので、上記3つのポイントに対して準備が整っているかの検証をしてみてはいかがでしょうか。
吉田健志
取締役 クライアントパートナー
モットーは「素直・感謝・謙虚。そして、情熱的に」。常に、感謝の心を持ち、謙虚な姿勢で、素直に耳を傾け、お客様のステージUPに汗をかきながら伴走することを誓います。趣味もジョギングで、皇居などでの伴走も大歓迎です(笑)
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