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STRUCT REPORT
採用コラム

子育て中女性を面接する時に確認したい2つのこと

石川沙絵子

ある人事担当者の悩み
「子育て中の女性が面接に来たのですが、「残業ができません。」と一次面接で言う方がいました。事情はわかるのですが、他の応募者様もいる中で、優先順位を下げざるを得ません。」

ある子育て中の働く女性の悩み
「面接では人事が残業がない部署に配属してくれると言ってくれていたのに、入社したらその部署の部長は「残業あるからね。」と当然のように言ってくる。どうしても残業できないのでやっぱり辞めることにしたんです。」

私自身も子育て真っ最中なので、両方の立場の方からよくこんな話を聞きます。
私が人事担当者だったら面接でどんな会話をするかな?私が転職者だったら、「こんなはずじゃなかった」をどう防ぐかな?を考えてみました。

本日は、人事担当者の立場で、子育て中の女性を面接する時に確認したいポイントをお伝えします。

1、パートナーの働き方とセーフティーネットの有無

女性の働き方は、周囲のサポートがどれだけあるかに非常に左右されるなと実感します。
パートナーが残業、出張続きだとやっぱり残業できないし、逆にパートナーがいつも定時にきっちり帰ってくるなら、夕方以降の家事・育児をお任せできるし、とそれぞれのパートナーの働き方に影響を受けます。
また、祖父母・親族、ご近所のお友達、ベビーシッターと、子どもの急病やどうしても外せない仕事が発生したとき、サポートしてくれるセーフティーネットも増えてきたとはいえ、それを準備できる人、できない人と事情はそれぞれあります。
転職者の女性とその方を取り巻くサポート状況がどうなのか、「残業ができない」という一言に込められた事情をできる限りヒアリングしておくのがポイントかなと思います。

2、周囲へサポートを求めることの心理的ハードル

1を確認する中で、パートナーとの調整が難しく、セーフティーネットもない、というケースも出てくると思います。
そこには、更に
●「子どもと一緒にいたい」という想いが込められているケース
●「家事・育児は自分でやらなければ」と思い込んでいるケース

の2パターンが存在すると思ってます。
前者のケースについては、純粋に育児にしっかり時間を割きたいと思っているケースなので、本当に残業はしたくないのだと思いますが、後者のケースは、働き始めるとご自身が苦しくなることも出てくるので、早めに気づいてフォロー可能か見極める必要があると思います。
もう少し具体的に言うと、私自身も多少そういう傾向がありますが、「自分がやらなきゃ」という思いを持ちすぎると、子育てで息詰まった時非常にストレスがかかり、体調を崩したり、仕事の集中できなかったりと影響が出てきます。いつも家は綺麗にしていなくちゃ、ご飯はしっかりつくらなくちゃ、などなど。。。
「やらないことの決断」を日々していくのが、仕事と家庭を両立させるコツだなと最近特に感じるので、特に1人目でまだ子どもが小さいママであれば、これもやらなきゃ、あれもやらなきゃ、の連続だと思います。社内にいる子育て経験のある先輩女性から話をしてもらったり、活躍している姿を見せることで、「自分もやってみよう」と思えるかどうか、そこが入社後にも活躍してもらえるかどうかのキーになると思います。

最近は、面接でのパワハラ・セクハラ問題などナーバスな問題も出てきています。そこに十分に配慮しながらも、入社後のミスマッチを防ぐために、応募者の方の想い・事情を面接でよく把握してもらいたいと思います。
次回は、逆の立場になり、子育て中の女性が転職するときに面接で確認したいポイントをお伝えしたいと思います。

石川沙絵子
クライアントパートナー

「調和のとれた社会づくり」というビジョンに向かって、働く一人ひとりが強みを発揮できる組織づくりをめざしています。また、一人でも多くの女性が活き活きと働ける社会をテーマにした活動も広げています。プライベートでは三児の母。


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