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内定フォロー

【新卒採用】内定辞退を防ぐ!内定出しの3つのポイント

吉田健志

2019年卒の新卒採用活動において、既に学生に内定出しを始めている企業もあります。または、これから内定を出そうとしているタイミングだと思います。そこで今回は、新卒採用活動において重要なプロセスのひとつである「内定出し」について、3つのポイントをご紹介します。

●合否はなるべく早く伝える

合否は選考後、迅速に伝えることが大切です。例えば、最終選考から1週間、企業からの連絡がなければ、学生は「すぐに連絡がないということはダメだったかもしれない」と考え、他社の内定を承諾してしまう可能性があるからです。本当に採用したい学生を採用するためには、できる限り早く内定出しをすることが大切です。一方で、当落線上にいる学生に対しては早々にもう一度面談の機会を設けるなどして見極めることが重要です。

●採用理由を具体的に伝える

内定出しの際は単に「内定の事実を伝える」だけではなく、「なぜ採用するのか」というフィードバックをすることをおすすめします。人事からの評価はもちろんですが、できれば「経営者や先輩社員がどの点を評価し、今後どのような活躍を期待しているか」といった具体的な内容を伝えるようにしましょう。対象の学生に「この会社は本当に自分を必要としてくれている」「この人たちと一緒に働きたい」と実感してもらえるようにすることが、何よりの『内定辞退防止策』になります。

●対面&文書で内定出しをする

内定出しは、対面で「口頭」だけで行うのではなく、採用内定通知書などの「文書」でも行うようにしてください。対面で伝える場合には、可能な限り、経営者やトップ人材、選考に携わった社員などが、直接学生に「一緒に頑張ろう」と握手を交えながら伝えるとより効果的です。また、文書で伝えることの最大のメリットは、対象の学生はもちろん学生の家族など周囲の人を安心させることができる点です。さらに、内定通知書には、前述した「なぜ採用するのか」「どの点を評価し、どのような活躍を期待しているか」を書き添えると、入社意思を固める上でとても効果的です。最近では、内定承諾に関して、学生の家族の影響も大きいため、学生の家族に対する配慮も重要なポイントのひとつになります。

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●まとめ

『内定出しのタイミング』は言い換えれば、『内定辞退を防ぐタイミング』ともいえます。
①採否はなるべく早く伝える ②採用理由を具体的に伝える ③対面&文書で内定出しをするといった点を意識して内定出しをしてみてください。

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吉田健志
取締役 クライアントパートナー

モットーは「素直・感謝・謙虚。そして、情熱的に」。常に、感謝の心を持ち、謙虚な姿勢で、素直に耳を傾け、お客様のステージUPに汗をかきながら伴走することを誓います。趣味もジョギングで、皇居などでの伴走も大歓迎です(笑)


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