事例紹介

株式会社ピアラさま

「事業責任者の共感を得るために、採用戦略のフレームワークをつかいたい。」
~Only1Campオープン講座、受講の感想~

「マーケティングコミットカンパニー」という事業コンセプトで成長をつづけ、2018年12月にマザーズ上場も果たしたピアラさま。新卒・中途ともに年間10数名ずつの採用を、榎さんと片岡さんで担っています。

今回7月2日のOnly1Campオープン講座に参加いただいた榎さん(写真右)に、講座の感想とその後の取り組みについてうかがってきました。

【Q】自社の採用に、どんな課題を感じていましたか?
新しいチャレンジをつづけているベンチャーなので、中途採用では社内に存在しないポジションのニーズが出たりします。しかしそういったニーズは求める要件もふわってとしていて、とりあえずエージェントに依頼して候補者と会いながら明確化していくような状況でした。新卒採用も、「何となく課題は見えているんだけど何から手をつけるのがよいのかわからない」という状態で、採用チームにもこれといった軸がないまま活動を進めていました。それでも採用成果はそれなりに出るんですが、なんかすっきりしない感じはありましたね。

【Q】この講座に参加を決めた理由はなんですか?
上司である常務の根来が、「こんな講座あるから一緒に参加してみよう」と声がけしてくれました。「行ってきな」ではなく「一緒に参加しよう」っていうのがうちの会社らしいとも思いましたね(笑)。これまで体系的に採用を学んだことはなかったので、何かヒントが得られたらいいな、と思って参加しました。

【Q】受講しての感想を教えてください。
採用チームに「ビジョン」や「コンセプト」の共通認識化ができるとすばらしいし、ぜひやりたい!と思いました。これまでは良くも悪くもメンバー一人一人に任せきった採用活動でした。そこに、共通のフレームワークを通せれば、もっと生産的で創造的な採用ができる。そのための考え方とツールを手にすることができた実感があります。
また、他社の人事とセッションすることで「意外と同じような悩みを抱えているんだ」とか「大手は大手ならではの難しさがあるんだ」という気づきもありました。

【Q】その後自社にもどって取り組んでいることはなんですか?
同じ採用チームの片岡にテキストの内容を共有しながら、講座で実施したワークを再度一緒に進めています。具体的には、「採用3C分析」のところからですね。おもしろいことに、採用チーム内では「自社の魅力分析」の傾向が近かったんですが、経営陣にも回答してもらうとちがう傾向が出たんです。この理由を探りにいくために、今度社長にあらためてインタビューもすることにしました。ピアラが急成長するターニングポイントになった「マーケティングコミットカンパニー」というコンセプト誕生の背景をふくめて、もっと理解を深めたいし、それが採用力の強化につながると思いはじめています。

【Q】今後チャレンジしたいことを教えてください。
もっと全社を巻き込んだ採用活動をしたいと思っているんです。全体的にはその温度感は高くなっているんですが、部署によっても温度差はある。事業責任者の方々の共感をもっと得るためにも、採用戦略のフレームワークをつかって自分やチームの頭のなかを整理していきたいと思っています。それが説得力につながると思うので。
また、部署によってほしい人材がバラバラなんですが、ピアラとしての共通項はあるはずだと思っています。その明確化ができればより自社らしい採用活動になっていくことに気づいたので、チームで議論を重ねながら軸をつくっていきたいですね。

CLIENT

株式会社ピアラさま

ダイレクトマーケティングコンサルティング事業、ECマーケティングテック事業、広告マーケティング事業

従業員数
137名(2018年12月時点/連結従業員数・正社員のみ)
設立
2004年3月
URL
http://www.piala.co.jp/

SERVICE

教育研修

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