【事例紹介あり】採用オウンドメディアとは?立ち上げ方や期待できる効果について


まだまだオウンドメディアの流行は、進んでいるように見えます。オウンドメディアの流行には当然ながら理由があるようですが、基本Googleに対するSEO対策と紐付いているという説が私は有力だと考えています。外部リンクを数多く貼ることで行われてきた不適切なSEO対策をGoogleおよび検索サイトがより有益な情報提供をユーザーにするために、不適切なコンテンツを検索サイトから排除、もしくは優先順位を下げることで、本質的な情報提供が求められるようになった結果であろうと考えています。
広告メディアは技術の進歩とともに、どんどんユーザーが求める情報に対する情報提供のスピードを高める方向に動いています。たとえば一定ジャンルの書籍を探す行動をユーザーが繰り返すと、そのユーザーに対して同ジャンルの書籍の広告が、そのユーザの閲覧画面に出始めるといったことです。
先般「マーケターの必要条件(初級編)」で書きましたように「消費可能情報量」はそれほど延びないのに「選択可能情報量」はうなぎのぼりです。ユーザーがほしい情報に瞬時に到達できるよう、検索サイト側はその対策を工夫します。適切なコンテンツがあるサイトに検索サイトはユーザーを誘導するのです。よって「コンテンツが重要」となるわけです。
自社のコンテンツは自社が伝えたいことを発信することがすべてでした。当然今でもそれは変わらないのですが、それをきちんと生活者がほしい情報との接点を見つけて、自社とユーザーをきちんとブリッジできるコンテンツを発信することが「コンテンツマーケティング」です。また、似たものに「コンテンツSEO」というものがあります。これは消費行動の段階にあわせて、サイトへの流入をコンテンツによって強化することですが、「コンテンツマーケティング」と似て非なる点は、コンテンツマーケティングがサイト流入後の見込客育成までを担当しているのに対し、コンテンツSEOが流入までを目的としていることにあります。いずれにせよ、「コンテンツ」の重要度があがっている昨今、良質なコンテンツを作るためにはどうすれば良いか、これくらいでいいや、ではなくもっと良いコンテンツをめざして、知恵を絞っていきたいところですね。
組織活性につながるクリエイティブとは何か?問題の本質は何か?を追求する毎日。近道でも回り道でもゴールに繋がるプロセスを大切に、現実にも夢にも向き合いたいと思っています。二地域居住の週末田舎暮らしやってます。
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