STRUCT REPORT
採用コラム

オールドルーキー

林田宏基

はい、私のことです。笑
社会人20周年の決断で、2017年4月からジャンパーズになりました、林田です。
今回が初めての投稿です。そこで自己紹介を兼ねて、私の社会人デビューからジャンプインに至るこれまでを簡単に振り返ってみたいと思います。

Hop ~ 社会人デビュー ~

私の経歴は、ジャンプで3社目になります。
1社目は、関東圏で店舗展開をしている流通業に就職しました。当時はスーパーマーケットとディスカウントストアを融合させた業態を展開する会社でした。
学生時代は渋谷のパスタ専門店で長く仕事をしていたこともあり、私の中ではB2Cを選択することが自然な流れになっていました。しかし今思えば、自分の将来について当時はそれほど深く考えていなかったのかもしれません。そんな中でも「いつか自分の店を持つ」という初期衝動は、実は今でも私の中に残っています。
入社後は、自己申告が叶い家電グループに配属になり、また新規大型店や旗艦店などの得難い現場環境を提供してもらうことができました。モノが売れることよりも、自分が発注した商品で作った売り場や自分の接客でお客様がお買い物を楽しんでくれることに喜びを感じていたことを思い出します。
そして3年目に入ろうかという頃、突如人事部への異動の話が持ち上がります。まったく人事志向の無かった私にとって、まさに青天の霹靂です。しかし、希望する人は多くても就くことが困難なポジションが目の前にある、という光栄にすぐ気付き、そこから6年間、採用と育成の仕事を中心に従事することになります。
社会人とは?商売とは?企業人事とは? このようなことを学ぶことができた1社目でした。
そして今だから言えること。ワークライフバランスや働き方改革という概念など存在しない時代の流通業で鍛えられたからこそ比較的フィジカル面は丈夫になりました。笑

Step ~ キャリアチェンジ ~

1社目ではその後、自ら希望して現場に戻りましたが、人事の仕事と現場の仕事、双方を経験したことにより、自分にとってこれから先本当にやっていきたいことは何か、ということを相対的に、しかし真剣に考え始めます。
そして出した結論が「人事」でした。
そこから情報収集やエージェントへの相談を開始したわけですが、再び企業人事、という選択はどこかしっくりいかない自分がいました。欲張りな話ですが、「人事」には携わりたいが「商売」の要素がないと物足りない、という心境だったのです。
そんな中で発見したのが人事アウトソーシングというビジネスモデルでした。「人事」の仕事で「商売」ができる。「これだ!」という興奮よりも「ニーズはあるの?」という興味(半信半疑)が勝っていたのが実際です。
しかし入社してビックリ!こんな会社やあんな会社、そんな会社まで!? というクライアントのラインナップ。そしてこんなことやあんなこと、そんなことまで!? という支援領域。そして前職の人事経験だけでは歯が立たない難易度と、それをクリアしていく上司や先輩社員の仕事力。それらを目の当たりにして、この転職が成功であったことを1週間で確信しました。
実は私がこの2社目の求人を見つけて応募するきっかけとなった媒体原稿の作成者が、誰あろう独立前の増渕(ジャンプ代表)だったことを知るのはだいぶ後になってからのことです。
私は転職後、クライアントへの常駐プロジェクトを渡り歩きながら、人事パーソンとしての経験値に加え徐々に役職者としての仕事も増え、前職以上の成長機会を得ます。
法人との商談や大規模チームの運営、事業運営、新規サービス開発、トラブル対応などはすべて2社目で初めて経験できたことです。
B2Bとは?プロジェクトとは?マネジメントとは? このようなことを新たに学ぶことができた2社目でした。
フィジカル面に加えてメンタル面も相当丈夫になりました。笑

Jump ~ ジャンプイン ~

2社目には丸12年超在籍し、その間には倒れそうになるくらい肉体的にも精神的にも追い込まれる場面に多々直面しましたが、それでも続けて来ることができたのは、仕事そのものの醍醐味はもちろん、会社と仲間とクライアントが大好きだったからに他なりません。
しかし私は2016年、会社を移籍する決断をします。移籍先はそう、ジャンプです。
2016年は私の社会人20周年であり、これまでの歩みを振り返る一方で、これから先の生き方を考えるタイミングでもありました。
そうした中、私は増渕と久し振りに偶然再会します。10年前、私が大型常駐プロジェクトのプロジェクトリーダーとして担当していたクライアントを、独立前の増渕も採用広報のパートナーとして担当しており、2人はそこで共にクライアントのために戦ってきた戦友でした。そのプロジェクトは2008年、かのリーマンショックの影響による採用活動中止という憂き目に遭うことになりますが、再会後ほどなくして飲みに行ったその席で、「そういえば8年前にあのプロジェクトが解散した時、またこの人と仕事をしたいと思っていたよな」ということを思い出します。
これをきっかけに、私をその先にナビゲートするキーワードが一気に整理されることになりました。
そのキーワードは、①クリエイティブ&デザイン、②クライアント貢献、③ユニーク人材、④経営、という4つでした。

①クリエイティブ&デザイン。これが私の本能的な動機であり欲求でした。私は小さな頃から今日に至るまで、自分のコトバで表現する、何かをつくる、構想(或いは妄想)する、ということが好きで、ただしそれをきちんと学んだこともなければプロとしてもやっては来なかった。だから好きなことではありながら今の自分にその実力は無い訳です。少し遅いかも知れないけれどもその実力を付けたい。そのために私はその実力を持った人たちと一緒に仕事をしたい、と強く思うに至ったのです。

②クライアント貢献。これは自らがクライアントに直接貢献できる仕事に対する欲求です。クライアント業務とマネジメント業務、双方を経験したことにより、自分にとってこれから先もっとやっていきたいことは何か、ということを突き詰めて考えていくうちに、B2CにしてもB2Bにしても、私にとってはクライアントのために仕事をする、それを日々実感できる、という要素が欠かせないことに改めて気付かされた訳です。

③ユニーク人材。これは解説不要でしょうか。笑 かの大前研一氏による「人間が変わるための3つの方法」とは、時間配分を変えること、住む場所を変えること、付き合う人を変えること、とあります。私は仮に転職してもこれまでの会社ならびにこれまでの仲間と良好な関係を維持向上できることを前提に置いていたため、付き合う人を変えるというよりも、付き合う人を増やす、それもバックグラウンドやバックボーンが異なるよりユニークな人種と一緒に仕事ができる場面を増やしたい、と考えました。

④経営。これは経営人材になりたいという欲求です。しかし残念ながら今の私の実力では前職の経営は率直に難しかった。それでもやはり経営の当事者にはなりたい。であるならば、全員野球ならぬ全員経営のステージにある集団の一員になってみよう、という着地点でした。

ここまでお読みいただいて、私がなぜジャンプインという決断をしたのか、皆さまの合点するところとなればとても嬉しく思います。
社会人として20年を超えてなお、新たなフィールドでルーキーとしての機会を獲得できたことへの感謝。
この感謝は仕事の成果でこれからしっかり皆さまにお返ししていきます。
「いつか自分の店を持つ」。そのいつかは相当先の未来に設定していますので、安心してジャンプの林田にご期待ください!

林田宏基
クライアントパートナー

「何が目的か、何が手段か」に拘ります。顧客以上に顧客好き、はもう治りません。論理派気取りで情緒的、寂しがりやの一人旅、早起き苦手な山登り、真面目な顔してヘヴィメタル、強くもないのにお酒好き。典型的な天邪鬼ですが、実は褒められて伸びるタイプです笑


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