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採用コラム

【18卒新卒採用】新卒採用活動で押さえるべき6つのポイント~後編~

吉田健志

前回は「新卒採用活動を検討するにあたり押さえるべき6つのポイント」のうち前編として、まずは3つのポイント(①基本計画②プロモーション戦略③アセスメント戦略)をご紹介しました。前回の記事はこちらです。【18卒新卒採用】新卒採用活動で押さえるべき6つのポイント~前編~
今回はその後編である、④フォロー戦略 ⑤オペレーション戦略 ⑥プロジェクトマネジメント についてご紹介します。

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④フォロー戦略~学生の不安を払拭するための手法の構築

ここ昨今、内定辞退率軽減は多くの企業様が頭を悩ますポイントになっています。その要因として、売り手市場(学生優位)にある環境に加え、「オヤカク=内定先を親に確認すること」という言葉もあるように自分の意思だけではなく周囲の意見も参考にして就職先を決めるといったことが内定辞退の要因として挙げられています。このような環境下においては、学生の抱えやすい不安を時系列で把握し、選考そして内定期間を通して不安の芽を摘み取り、入社に向けた期待を後押し続けて「入社の決断」を強めるようなフォロー施策の立案・実行が求められます。
※具体的なフォロー施策についてはこちらからダウンロードできます。
【新卒採用・辞退防止!】内定者フォローの3つのポイント

⑤オペレーション体制~効率良く、スピード感を持ち合わせたオペレーション体制の構築

新卒採用は、ほぼ年間を通して実施する活動であり、かつ、学生のエントリーから内定に至るまでの管理工数が多いのが特徴です。その管理項目やステータス(進捗)管理は多岐に渡り、複雑さも増しています。当然、この採用実務部分が滞ると学生への対応が遅くなり、学生との接触機会が損なわれてしまい学生を取りこぼしてしまうリスクもあります。 また、採用担当者が専任ではない場合は採用以外の業務と並行しながら採用実務をこなすわけですから、その業務の多さを考えると並大抵なことではありません。新卒採用を始める前に、「誰が」「何を」「どのように」「管理するのか」といった役割を明確化した上でオペレーション体制を構築することが重要です。社内でのマンパワーが足りない場合は、実務はアウトソーサーに任せ、人事担当は戦略立案・実行フェーズに力を注力するといったことも最近では増えています。

⑥プロジェクトマネジメント~PDCAマネジメントの確立・推進

上述したように、新卒採用は長期間に渡っての活動です。より効果的に新卒採用というプロジェクトを遂行するためには、母集団形成・動機形成・選考・内定といったフェーズ毎におけるプロジェクトマネジメントは極めて重要です。新卒採用開始時に立てたゴールに対して、進捗はどうなのか。うまくいっていないのであれば、何が課題で、その打ち手はどうするのか、といったことを都度考え実行することが採用成功に導くといっても過言でありません。ぜひ、定期的なMTGを実施しPDCAマネジメントを確立・推進していただきたいと思います。

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いかがでしたでしょうか。前編・後編に渡り新卒採用活動のポイントをご紹介してきましたが、多くの企業様にとって来年度の新卒採用活動に向けて参考の一助になれば幸いです。また、何か新卒採用で些細なことでもいいのでお困りなことがあればお気軽にご連絡ください。

吉田健志
取締役 クライアントパートナー

モットーは「素直・感謝・謙虚。そして、情熱的に」。常に、感謝の心を持ち、謙虚な姿勢で、素直に耳を傾け、お客様のステージUPに汗をかきながら伴走することを誓います。趣味もジョギングで、皇居などでの伴走も大歓迎です(笑)


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