Jump 働きたくなる会社を、日本中に。

STRUCT REPORT
採用コラム

「採用パンフレットって、つくる意味あるんですかね?」

田邊宏明

必要か田舎。じゃなくて否か。求人メディアがある。自社の採用サイトもある。さらに加えて、入社案内をふくめた印刷メディアって必要なのかと。当社で採用ツールを制作していることもあり、採用担当者さんからたまに聞かれます。数値測定ができるWebに比べて、印刷メディアは採用活動においてどれだけのインパクトを与えているのか定量的な測定はしにくいです。「安くないお金をかけてまで、つくる価値あるの?」という疑問、というか疑心。ぶっちゃけ、入社案内がなくても採用はできます。ただ、新卒採用活動においては、あったほうがいいとは思います。

※以下、関連記事も合わせてお読みください。
採用パンフレットの役割って?どんな内容?他社事例に制作会社紹介も!

入社案内と採用サイト

1
入社案内と採用サイト。あえて役割をわけるなら、採用サイトは企業理解を深めるツール。入社案内は興味をもたせるツールです。Webは多様な表現が可能です。情報量をいくらでも増やせます。そのぶん全体理解には多数のコンテンツを見る必要があり、時間がかかります。いっぽう印刷メディアは、Webに比べると表現の幅は狭いです。ページ数も限られます。そのぶん、内容を絞ることで、強烈に記憶に残るメッセージを短時間で相手に伝えられます。手軽に読んでもらいやすいというメリットもあるでしょう。会社に興味をもってもらうきっかけづくりに向いているといっていいかもしれません。

入社案内と会社案内

2
営業相手や株主、銀行など金融関係者がターゲットの会社案内。採用戦略に沿った印刷メディアが入社案内。ターゲットによって、デザインや言葉づかい、コンテンツは変わります。予算が許してくれるなら、目的に沿った印刷メディアがあったほうが理想です。でも、理想はあくまで理想。会社案内と入社案内を兼ねる場合は、理念、ミッション・ビジョン・バリュー、行動指針、事業・サービスの強み、企業文化、人材観などあれば、読者は企業の特徴を読み取ってくれるでしょう。

入社案内と企業説明会

3
たとえば、合同企業説明会。ブースの前を歩いている学生に声をかけたい。手ぶらの場合と、なにか渡せるものがある場合。どちらが立ち止まってもらいやすいでしょうか。パワポでつくった資料と入社案内。もらうなら、どちらが好印象でしょうか。「詳しくは採用サイトを見てねと言っているから」という採用担当者さま。どれだけの学生さんが能動的に企業を検索してくれるでしょうか。企業ブースに何の装飾もない場合。学生は「ポスターの1枚もつくれない企業なのかよ」と思っている可能性すらあります。印刷メディアがゼロの企業説明会は、教科書のない授業に近いかもしれません。ノートを取らなければ、まぁ記憶に残らない。多くの企業をまわる合説なら、なおさらです。手元に入社案内があれば、説明会帰りの電車のなかでパラパラとめくってくれるかもしれません。家に置きっぱなしになった入社案内を見て、思い出してくれるかもしれません。検索されなくてもアピールしてくれる存在、それが入社案内です。

入社案内と採用戦略

4
就職情報サイト、自社サイトと採用サイト、説明会、そして入社案内。求職者が企業情報を得る接点はたくさんあります。「合説でもらった入社案内で興味をもって、個社説明会に行ったら同じものをもらった」という学生さんは少なくないはず。ファーストコンタクトから内定まで、採用戦略に沿ったコミュニケーションのプランニングが大切です。採用サイトがあるから、入社案内はいらないではなく。それぞれを連動させることによって、より効果的に企業の魅力を伝えられるはず。ただ採用戦略を考えるってしんどいし、めんどう。でも、ちゃんと設計することで、企業規模が小さかろうが知名度がなかろうが、ハンデを大きくひっくり返せる可能性があるのです。…なんだか、オチが採用戦略をしっかりプランニングしましょうとなってしまいました。せっかくの入社案内です。つくるのであれば、採用戦略にのっとり効果的に利用したいものです。

 

田邊宏明
コピーライター/ディレクター

広告は、目立ってナンボの世界でもあります。ただ、たとえ派手さはなくても、相手のことを思いやる人間らしい誠実なスタンスこそが、人を動かすということを忘れないでいようと思います。腹の肉を追いやるため、なにか運動をはじめようかと思案中。


Contact Us

ふわっとした悩みから、明確な課題まで。採用力に関することは、何でもお気軽にご相談ください。