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STRUCT REPORT
採用コラム

コロナが生んだ言葉

内田直樹

この記事を書いているのが、5月7日。緊急事態宣言が延長されたちょうど初日になります。僕はといえば、3月の末からずっと在宅勤務。と言っても、新型コロナの影響で、いろんな仕事がストップになったり、進行がスローモーになったり、クライアントと連絡がつきにくくなったり、という中で、日々、「在宅勤務」というより「在宅勤無」に近づきつつあります。。。

僕自身コピーライターという職業につきながら、言葉を生んでいない。しょうがなくテレビや新聞、ネットニュースなんかを見ていると、政治家や企業人、著名人たちの印象的な言葉がたくさん並んでいる。つまり、コロナのほうがよっぽど言葉を生んでいる。と言えるかもしれません。世界で一番憎むべきコピーライター。

●メルケル独首相

「普段滅多に感謝されることのない方たちにもお礼を言わせてください。このような状況下で日々スーパーのレジに座っている方、商品棚を補充している方は、現在ある中でも最も困難な仕事のひとつを担っています。同じ国に住む皆様のために尽力し、言葉通りの意味でお店の営業を維持してくださりありがとうございます。」

「緊急事態の時こそお互いに近くにいたいと思うものです。私たちは、好意というものを身体的な近さやスキンシップとして理解しています。けれども、残念ながら現在は、その逆が正しいのです。これはみんなが本当に理解しなければなりません。今は、距離だけが思いやりの表現なのです。」

●エリザベス英女王

「いつか、この困難をいかにして乗り越えたのかということを誇りに思っていただきたいと思います。私たちの後の世代の人々は、この世代のイギリス人は他のどの世代よりも強かったと語るでしょう。自制心、静かでユーモアに富んだ精神、仲間意識といったものは、今でもこの国の特徴です。私たちが何者であるかという誇りは、過去の一部ではなく、現在と未来を定義するものなのです。」

「私たちはこれまでにも困難に直面してきましたが、今回は違います。今回の私たちは科学の偉大な進歩と本能的な癒しへの思いやりを武器に、世界中の全ての国が共通の取り組みに挑んでいるのです。私たちは成功するでしょうし、その成功は私たち全員のものになるでしょう。」

●マクロン仏大統領

「健康は金に換えられません。政府は、援助のため、患者の費用を負担するため、命を救うために幾らかかろうとも、必要なあらゆる財政出動を行ないます。われわれが下している多くの決断、われわれが進めている多くの変更を、われわれは記録します。それはこの危機からも学ぶためであり、また医療関係者たちが大規模な刷新と動員を行なっているからです。目下やっていることからあらゆる教訓を引き出したのち、より強固な医療体制へと移行するのです。」

●ユヴァル・ノア・ハラリ(イスラエルの歴史学者)

「もしこの感染症の大流行が人間の間の不和と不信を募らせるなら、それはこのウイルスにとって最大の勝利となるだろう。人間どうしが争えば、ウイルスは倍増する。対照的に、もしこの大流行からより緊密な国際協力が生じれば、それは新型コロナウイルスに対する勝利だけではなく、将来現れるあらゆる病原体に対しての勝利ともなることだろう。」

●ジャック・アタリ(フランスの経済学者)

「利他主義は合理的利己主義にほかなりません。自らが感染の脅威にさらされないためには他人の感染を確実に防ぐ必要があります。利他的であることは、ひいては自分の利益となるのです。また、他の国々か感染していないことも自国の利益になります。たとえば日本の場合も世界の国々が栄えていれば、市場が拡大し、長期的にみると国益につながります。」

●内田樹(フランス文学者)

「今回の新型コロナウィルスによるパンデミックは「センター試験」のようなものだと僕は思っています。コロナウィルス禍にどう適切に対応すべきかという「問題」が世界各国に同時に配布された。まだ誰も正解を知らない。条件は同じです。他の問題でしたら、外交でも財政でも教育や医療でも、国ごとに抱える問題は違います。だから、簡単に比較することはできません。でも、このパンデミックは違う。すべての国が同じ条件で適切な対応を求められている。」

●脇田 玲(慶應大学環境情報学部長)

家にいろ。
自分と大切な人の命を守れ。
SFCの教員はオンラインで最高の授業をする。
以上。

●柳井 正(ファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長)

私は今回のことを通じて、改めて世界がつながっていることを実感しました。今こそ世界が強く、ひとつになることが必要です。感染拡大により世界が分断され、そのつながりが切れてしまってはならないと思います。私自身、そのことを深く心に刻みたいと思います。

後から振り返ったとき、私はファーストリテイリンググループが、この危機が発生する前よりもさらに強く、もっと社会から必要とされる企業になっていると信じています。当面は全世界的に困難な時期が続くかと思いますが、その後にはきっと明るい未来が待っています。

●豊田章男(トヨタ自動車 CEO)

これまで、幾度となく、僕たちは困難に直面してきました。リーマンショックだって、リコール問題だって……度重なる自然災害だって……逆境の時こそ、トヨタは力を発揮していけるんです!

大変な思いをしながら懸命に仕事を続けてくれている皆さん、そしてご家族の皆さま、心から感謝しています。今も、現場に立ってくれている人……家で仕事せざるを得なくなっている人……

僕は、常に、皆さんと共にあります。そして、みんなの助けになるなら、何だってやるつもりです。なぜなら、僕らは家族だから……困ったときに、助け合うのが家族だから……この状況を乗り越えるため、みんな自分のやるべきことをやりましょう……各地域の方針にも従うことも絶対に忘れずに……

健康第一!そして、常に前向きに!明けない夜はありません。そして、これだけは忘れないで欲しい……僕らに乗り越えられないものなんてない!

みんな、ありがとう。健康第一!

●松本人志(ダウンタウン)

コロナで収入が減った芸人に松本人志が金貸します。条件。おもろいやつ

●スティーブン・キング(アメリカの小説家『シャイニング』『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』等)

もしあなたがアーティストなどこの世に必要ないと思うなら、隔離中、これらに触れずにいられるかい?音楽、本、詩、映画、そして絵。

僕も良い言葉を発したいです。マスク越しに。

内田直樹
コピーライター/ディレクター

じっくりとヒアリングを繰り返し、課題発見、企画提案から取り組む「対話型モノづくり」を信条としています。クリエイターである前に、信頼できる相談相手でありたい。最近始めた野球では、長打が打てるようになりたいとバッティングセンターに通う日々です。


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