株式会社ビシクレットさま
より「川上」のビジネスへ!
事業と組織の進化を伴走。
- 組織コンサル
事例紹介
株式会社ケーメックスさま
工業用電気・電子部品の技術専門商社であるケーメックスさま。顧客ニーズの多様化に応えるとともに将来に向けた事業継承を見据え、更なる組織力強化を考えておられました。営業力強化、マネジメント強化、業務改善による生産性向上やマーケティング強化など、言うなれば、「個」ではなく「チーム」として強くしていく構想を描いていたのです。ただ、過去にこれらの取り組みをするために、コンサルティング会社に協力を依頼したこともあったそうです。しかし、企業風土を顧みない助言や腰高な姿勢に、あまりいい印象を持たなかったとのこと。そんな、成長するために実現したい構想はあるもののどう進めていくべきか試行錯誤されているときに、初めてお会いさせていただきました。これまでのご状況をヒアリングし、事業や業務理解はもちろん風土といった個社最適を意識した、様々なプロジェクトをご提案。理想の組織が構築できるまで、ケーメックスさまとジャンプの伴走によるご支援がはじまりました。
まず取り組んだのは若手を対象にした営業力強化プロジェクトです。目的は、モノ売り営業から課題解決型のソリューション営業への転換。ハイパフォーマーの知識・営業ノウハウを抽出した「営業虎の巻」、さらにはヒアリング技術を体系化したテキストの制作。それらのテキストを通して、自身の営業スキルの強化ポイントを明確化にし、強化するためのアクションプランを策定。実際の営業現場で、アクションプランをどれだけ実行できたのか、3ヶ月に1度の頻度で振返り、改善計画を立案。あらためて実行に移すというPDCAサイクルを1年間継続して実施しました。研修2年目では、引き続きPDCAサイクルの定着化を図るとともに、新人営業の育成体制を整えるプログラムを開始。ほかにも営業ツールの作成やマネジメント強化のための管理職研修など、多面的な育成に関するご支援をさせていただきました。
最初のご支援から3年ほど経ち、創立60周年を迎えるにあたりそれを記念したパンフレットも制作しました。単なる周年記念冊子ではなく、営業ツールとして活用できるものを企画。これを機に、ケーメックスさまが目指す姿を言語化。クライアントが抱える課題を、鮮やかに解決する「ブレイクスルーパートナー」である、ということをパンフレットにて宣言しました。また、今後にむけ、力点を置くのが業務効率化による生産性向上です。属人的になっていた各部署の業務プロセスの詳細を洗い出し、部署間で重複する業務を分析・検証。その後、部署毎に役割を明確化し業務プロセスを可視化。結果、営業活動時間を増やし、生産性を高めるプロジェクトに取り組んでいます。これまで営業力強化からブランディング、業務改善といった幅広いご支援させていただいていることもあり、業務外でのお付き合いも多い当社取締役の吉田。お客さまの地元のお祭りに参加、神輿を一緒に担がせていただくなど、公私ともども今後も変わらずに伴走していきます。
社風なのかな、コンサルティングをお願いしたとき、先生とよばれるような人はどうも肌が合わなくて(笑)その点、ジャンプは違ったね。出会ったときは、ジャンプは創業4年目だっけ。こっちは創業からずいぶんたっていたけれど、第三創業期のステージで。お互いの経営陣の年齢も近くて、同じ目線で話し合いながら「一緒に業績拡大していこうぜ!」という付き合い方が性に合ったんだと思う。
最初は、人材の育成を手伝ってもらって、そのうち60周年記念パンフレットの制作だとか、いつのまにか長い付き合いになってたなぁ。でもそれって、単純に仲がいいからということじゃなくて、当時、人材育成をしてもらった社員は、今では中核を担っている者もいるし、業績もずいぶん拡大したしね。まぁ、すべてがジャンプのおかげとは思わないけど(笑)
いろんなことをお願いして、時にはあんまりうまくいかないことも正直あったけど、それでも、付き合い始めてから企業成長のチャンスが増えたことだけは確か。ざっくばらんに相談できる人が社外にいるって、とても心強いです。
株式会社ケーメックス
営業部部長 亀田剛史さま
IPC統括マネージャー 亀田圭彦さま
工業用電気・電子部品の技術専門商社
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