Presented by ジャンプ株式会社
2014年3月某日。
決意を固めた男1人。
「よし、これでいこう」
本日は、ジャンプ6周年企画会議。
昨年の5周年につづいて新たな企画を考えていたが、
決定打となるアイデアが出ず、会議は難航していた。
「去年の5周年ソングを超えるのは、なかなか難しいね」
「だったら、
よしけんソロデビュー!
というのは、どうでしょう?」
「誰が買うか!」
「そうだ!このバツイチ!」
「バツイチは関係ないだろ!!」
ガラガラッ!
「お前らいい加減にしろー!」
「あっ、辻さん!」
「めでたい6周年なのに、もめやがって…」 「今年は2014年!
ワールドカップイヤー!
やることは1つに決まってんだろー!」
どーん
「おおっ!!」
「ナイスアイデア、辻さーん!」
「辻さーん!」
「…辻さん?」
「ロベカル!!!」
※ロベルト・カルロス…元ブラジル代表。伝説的サイドバック。
「殴り込みに行こうじゃないか。サッカー王国に!!
(ブラジルは遠いので、横浜のキャプテン翼スタジアムに)」
というわけで、ジャンプ6周年企画は
人数が11人もいないため、サッカー改め、
「フットサルでサッカー王国
(横浜のキャプテン翼スタジアムの大会)に殴り込み!」
に決定しました!
協議の末、チーム名は
「外苑前ホッピーズ」に。
・サッカーに関してはまだジャンプできていないホップの段階であること
・増渕・吉田がホッピー好きであること
・将来のJリーグ加盟を見据えて、地域名+チーム名がマストであること
などを考え合わせて決定しました。
ユニフォームデザインは、新進気鋭のデザイナーに依頼。
増渕心(10歳)*弊社増渕の長女
精緻なロジックと大胆なクリエイティビティのもと、
素晴らしいデザインイメージが上がってきました。
そして、ユニフォームも完成!
背番号は以下のとおり。
増渕 10・・・ともゆきの「と」
安井 81・・・「やすい」
辻 610・・・6(リュウ)+「と」
吉田 ×1・・・バツイチ
加藤 35・・・「さえこ」
小緑 5・・・「こ」
※意外とジーコっぽいルックス
内田 7・・・直樹の「な」
大和 810・・・「やまと」
藪木 8・・・やぶきの「や」
花島 874・・・はなしまの「はなし」
佐藤 310・・・「さとう」
石川 1・・・いしかわの「い」
(加藤の旦那さん。出産直後の加藤に代わり、選手として参加)
よしけん、似合ってる!
次に、コーチ探し。
「クソッ!またダメだ…。引き受けてもらえない。
タイミング的には、どの人も空いているはずなのに…」
「小緑さん、大変そうですね。
ちなみにどんな人にオファーを出してるんですか?」
「まず、岡ちゃん。今回のワールドカップは監督じゃないし。
次に、オシム。さすがにもう体調なおってるでしょ。
最後に、江川。現場経験がないのはマイナスだけど、
話題作りにはプラスかなと思って」
「そうか…、うーん…」
「…(何か根本的にまちがってないか?)」
「…(だいたい江川は野球じゃない?)」
「…(元祖・怪物は捨てがたいけどね♡︎)」
紆余曲折の結果、増渕の前職の後輩であり、
名門・清水東高校サッカー部出身で、
元日本代表FW・西澤明訓選手の先輩でもある
窪田匡知さんが引き受けてくれることに。
窪田さん、ありがとうございます!!
そしてようやく初練習!
サッカー経験者は、吉田と内田(中学まで)、
そして花島(高校まで)のみ
増渕、人生初のヘディング。
安井、人生初のボレーシュート。
ロベカル、人生初のフリーキック。
大和、人生初のカズダンス。
その他、練習風景。
※窪田監督が熱くなり過ぎて、
写真がブレまくっています。ご了承ください。
わずか2時間で、これまでの人生における総サッカー時間を
超えるメンバーが大多数に上った
「クソ…!下手すぎる…。
このままじゃ勝てない…!」
「いったいどうすれば…!!」
「辻さん(ロベカル)」
「あ、貴志くん。
沙絵ちゃんの旦那さんの…」
「もう皆、わたみん家に行ってますよ」
「ホッピー、辻さん(ロベカル)の分も
用意して待ってますね(キリッ)」
「貴志くん…♡」
このあと、ふつうに盛り上がって解散。
そして、決戦当日。
キャプテン翼スタジアムにいざ出陣。
ミスチルで、集中力を高める内田。
イメージトレーニングをする薮木。
「薮木」「イメトレ」から連想を膨らまし、
なぜかエッチな妄想にたどり着く吉田。
さあ、準備は万端!いざ決戦へ!
実況はジョン・カビラ。解説は松木安太郎さんです。
運命のキックオフ!!
全敗。
(予選リーグ)
対 FCクマモン ●1-4
対 FC Fuguo ●2-5
対 ぼちぼち ●2-10
(3位決定戦)
対 FC Fuguo ●0-7
「負けたけど、よく頑張ったよね」
「大健闘だったね!おつかれさま〜」
「いい運動になったね」
「敗因はこの私!
陵南の選手たちは最高のプレイをした!
BY 田岡茂一(陵南高校監督)」
1人、肩を落とす辻。
「クソッ…!あともう少しだったのに…。
おれがあと30点くらい取っていれば…」
「あのとき、ああしていれば…。
いや、むしろこうしたほうが良かったかな?
でも、その場合、あれはできなくなるな…。
いや、しかし…」
「コンチクショウーー!!!」
「辻さん(ロベカル)」
「あ、貴志くん…(沙絵ちゃんの旦那さんの)」
「負けちゃいましたけど、
辻さん(ロベカル)カッコ良かったです。
惚れ直しましたよ、男として(キリッ)」
「貴志くん…♡」
「貴志…」
大会後、オフィスにて。
「6周年企画、散々だったな〜。あはは」
「ていうか、素人のオッサン集団が、
ピチピチの若者たちに勝てるわけないよね」
「まあ、いい思い出になったね」
「よしけんはバツイチだけどね」
「バツイチは関係ないだろ!」
ガラガラッ!
「お前ら!!」
「あっ、辻さん(ロベカル)!!」
「この前の敗戦は、
終わりじゃない。始まりにすぎない。
初勝利に向けて特訓開始だ!
次の試合もすでにオファー済みだ!!」
「(げっ…。疲れるし、もういいよ…)」
「(マジかよ…。正直、
サッカーあんまり好きじゃないんだよな…)」
「(待てよ…。
次こそコーチは江川か…?)」
「『負けたことがある』というのが、いつか大きな財産になる
BY 堂本五郎(山王工業監督)」
「ねっ、貴志くん…♡」
「貴志…」
JUMP劇場
恋のオフサイド(つづく)
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