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採用戦略は体現するためにある。

採用

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昨今、ジャンプでは「採用に戦略を」という趣旨のメッセージを多く、強く発信しています。
人事は経営、と言いますから、採用を含めた人事機能は経営戦略や事業戦略を実現するツールであるべきですし、であるならば経営戦略や事業戦略に連動した人事戦略や採用戦略が不可欠です。しかし、立派な戦略も「絵に描いた餅」に終わるケースは、人事採用の世界に限らず枚挙に暇がありません。
そこで、採用戦略の必要性や要諦については他に譲るとして、採用戦略を如何にして体現するかについて考えてみたいと思います。

※以下のコラムも併せてご参考ください。
「採用戦略」とは何か?「戦略的採用」とは、どのように進めるものなのか?
次代の採用市場に向けて、HR担当者に必要な思考を考える
20採用戦略の立て方のポイント&ヒントになる記事30選

戦略を一緒に考える

誰かが作った目標や計画は、一方的に押し付けられてもそこに気持ちを乗せることが難しいこともありますよね。目標や計画は、その実行に関わるメンバーも巻き込みながら作り上げていくことが有効と言われますが、戦略もまた同様です。
採用戦略立案のプロセスに、採用戦略に関わるステークホルダーをできるだけ巻き込む。たとえばそれまでの採用活動をレビューするタイミングから現場や経営に入ってもらう。そこで各々の立場から考える問題点や課題感を吸い上げて共通認識にできれば、それを採用戦略に投影することができる。自分たちの声が投影された採用戦略は、人事だけで密室に籠って作り上げた採用戦略よりも、圧倒的に共感と納得を得られるものになるはずです。

戦略を徹底的に使い倒す

「優れたビジョンづくりは難しい。しかし、そのビジョンの実現のほうがはるかに難しい」。これは私の前職時代の師匠の言葉です。
良い戦略を描くことができたとしても、それはまだスタートラインに立ったに過ぎない。大切なのは、その戦略を愚直に体現し続けること。具体的な採用施策の隅々に至るまで、徹底的に採用戦略と連動させるということです。たとえば、せっかく事業戦略と連動した人材モデルや人材ポートフォリオを確立しながら、採用選考における評価基準は属人的、というケースのなんと多いことか。採用戦略を使い倒せていない好例です。如何に優れた採用戦略も、それだけではまだ2次元の世界。そこに採用施策という骨組みを張り巡らせることによって、はじめて3次元の世界で実体あるものにできるのです。

戦略を個人に落とす

確かに、採用戦略はそれに関わるすべてのステークホルダーと共に立案すべきもの。しかし企業規模などによってそれは理想論になってしまうことは認めざるを得ません。ではどうすべきか?人事は、採用戦略の立案者として、どのような経緯で、どのように思考して、どのようなねらいや想いを込めてその採用戦略を描いたのかを、社内外の採用協力者に対して必ず説明すべきであると考えます。たとえば、採用方針発表会や、採用キックオフなどの機会を作ることも一策です。そして、その採用戦略を、それぞれの立場や役割においてどのように思考と行動に紐づけるのか、自ら考えてもらう仕掛けを講じてみる。そうすることで、採用戦略を個人に落とし込む努力をしてみましょう。戦略は、個人の思考と行動を通して体現されてこそ、命が吹き込まれると思うのです。

採用戦略づくりは難しいものです。しかし、その採用戦略を体現し続けることはもっと難しいものです。
だからこそ、経営と現場と一体となって採用戦略を確立し、且つさまざまな困難を乗り越えて採用戦略を体現し続けることができる企業は、圧倒的な採用成果を上げることができると私たちは信じています。
これまでも、これからも、一つひとつのクライアント様と共に、それを証明できる仕事をしていきたいと思っています。

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hayashida

林田宏基

クライアントパートナー

「何が目的か、何が手段か」に拘ります。顧客以上に顧客好き、はもう治りません。論理派気取りで情緒的、寂しがりやの一人旅、早起き苦手な山登り、真面目な顔してヘヴィメタル、強くもないのにお酒好き。典型的な天邪鬼ですが、実は褒められて伸びるタイプです笑

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