STRUCT REPORT
内定フォロー

就職活動生が意思決定するタイミング

熊野由香

学内セミナーもスタートする季節となりました。

夏のインターンなど20卒採用を既にスタートしている企業も多いのではないでしょうか。
本当に、19卒採用終了から息つく暇もなく、来期採用活動と、、人事の皆様にとっては非常に大変な時代かと思います。

さて、先日とある人事の方々からこんな質問がありました。
「辞退率が非常に高いのですが、内定者フォローは何をすればいいですか?」

回答としては、「内定者フォローで志望度をどんでん返しできることはほぼないと思います」です。

学生は、早期から活動し、説明会・選考・内定、その中ですでに1番を決めている割合が高いのです。

以下のデータを見てみると、「志望度が上がったのはどの段階か」という質問に対し「面接・試験段階より前(会社説明会等含む)」が48.1%、「面接・試験段階」が47.6%となっています。
それに対し、「内定獲得段階」と答えた学生は4.3%にとどまっています。

無題1※参考:アイデム 人と仕事研究所「2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2018年6月1日時点)」

やはり、【インターンや会社説明会~面接】の選考段階で動機は形成され、志望度は確立されることが分かります。

恋愛もそうですよね?
ビビビとくる一目惚れも極まれにありますが、多くの方はじっくり日々の生活を共にする中ではぐくまれる学校や社内恋愛、一朝一夕では人の気持ちは高まらず、日々の言動や行動に魅力や誠実さを感じ、徐々に愛が深まり高まっていく事が多いと思います。

内定者フォロー、オヤカクというワードが注目されていますが、きちんと説明会~選考中の接点で魅力付け、動機形成を図れている企業は、辞退率も低く採用成功されている企業が多い。
学生との接点のあるタイミングで、いかに戦略的かつ魅力的にコミュニケーションを取れるかが重要であると考えています。

いつ・どこで・誰が・何を伝えるかを、きちんと設計し部分最適ではなく全体最適な活動を行うために一貫した採用コンセプトを軸に、各接点やツールを活かして、段階的に学生の動機を形成することをおススメします。

私たちジャンプは、人材要件の分析から貴社独自の魅力の分析、採用コンセプトの立案から各プロセス設計・ツール製作、説明会設計・面接官トレーニングなど、一貫したコンサルテーションを得意としています。

2020年卒採用、そしてその先の採用活動の自由化に向けて、自社の採用力強化を目指してみませんか?

小さなご相談からでも結構ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

熊野由香
クライアントパートナー

採用環境が悪化する中、「人事の方のベストパートナーになりたい」と新卒以来一貫してアルバイト・中途・新卒採用の支援に携わる。従来の採用手法に留まることなく、「自社の採用力」強化のサポートをすべく、Webマーケティングや動画の活用、SNSを絡めたダイレクトリクルーティングなど新たな手法で採用を支援。

雇用の確保や企業の採用力の強化を行うことで、人材不足における日本の成長の停滞などの社会課題を解決し、「Only 1 Recruting」の確立と日本全国へ浸透させたいと本気で思っています。趣味は好きな仲間と、夢を語りながら杯を交わすことです。


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