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新卒採用の振り返り、ちゃんとできてる?新卒採用レビュー資料の作り方

採用

2018年度の新卒採用活動もそろそろ収束し、2019年度に向けて、振り返り、情報収集、戦略立案をされている企業様も多いのではないのでしょうか?売り手市場で採用手法も多様化してきている昨今、次年度によりよい採用活動をするためには、何を強化して何を改善するのか、しっかり振り返って課題抽出することが重要です。本日は、自社の課題がくっきり見えて、次年度の戦略立案にすぐに使える新卒採用レビュー資料の作り方をお伝えします。

1、新卒採用活動の全体の経年比較

目的:自社の採用活動の主要指標について、経年で比較し、市況の変化など全体感をつかむ。
分析項目:エントリー数、説明会参加数、内定数、承諾数、承諾率、入社数の6点を過去3年間で比較。直近2年分は昨対の成長率も入れる。

2、各プロセスの移行率分析

目的:職種、エリア、クール(時期)別でどのプロセスにどんな課題があるかを分析。強化すべきプロセス、改善するプロセスを把握する。
分析項目:エントリー、説明会予約、説明会参加、面接、内定出し、内定承諾(承諾後辞退)の全プロセスを全体、職種別、エリア別、クール(時期)別で分析。それぞれの移行率も入れる。

3、エントリー経路別移行率分析

目的:新卒媒体、ダイレクトリクルーティング、イベント、学内セミナー等、各エントリー経路からのエントリー数と移行率を分析。採用広報における強化ルートを探る。
分析項目:エントリー数、説明会参加数、内定数、承諾数の4点を各エントリー経路別に分析。
それぞれの移行率も分析。(職種別などで分析できると尚よい)

4、説明会アンケート分析

目的:説明会において、伝えたいメッセージが学生に伝わっているか。説明会内容のブラッシュアップポイントを探る。
分析項目:魅力的なコンテンツ、印象に残った話など、学生からの声で多かったものをランキング化。説明会参加前後で自社に対する印象が変わったかどうかもわかると尚よい。(アンケート項目にない場合は、ぜひ印象変化について聞く項目を追加しましょう)

5、内定出しの月別承諾数分析

目的:内定出しの時期による合格率、承諾率を分析。次年度の採用スケジュールへの反映と、学生の質の変化を捉えた、時期別のフォロー施策を探る。
分析項目:最終面接の実施月ごとに、最終面接数、内定数、合格率、承諾数、承諾率、(承諾後辞退もあれば)を分析。例えば、合格率は高いが、承諾率が低い場合は、フォローを強化。合格率は低いが、承諾率は高い場合は、最終面接前までの見極めの精度を強化。

6、内定承諾理由と辞退先

目的:学生の動機形成のポイント、ベンチマーク企業との差別化ポイントを探る。(採用戦略全体へ反映すべき重要指標)
分析項目:内定承諾理由の多いコメントをランキング化。承諾者の活動中の併願先もわかればすべて洗い出す。辞退先は業界別に個別社名を整理。(職種別などで分析できると尚よい。)

※7(余力があれば追加)内定通知時期と学生の返答までの期間分析

目的:最終面接以降のフォロータイミングの均一化、スピードアップの改善ポイントを探る。
分析項目:最終面接日、内定通知日、内定面談日、学生からの返答日の4点について、「最終面接日~内定通知日までの日数」「内定通知日~内定面談日までの日数」「最終面接日~内定面談日までの日数」「最終面接日~学生からの返答日までの日数」を各学生ごとに割り出し、最終面接の実施月ごとに平均化し分析。

※8(余力があれば追加)面接官評価分析

目的:評価の目線合わせ、面接官ごとの魅力付け力を分析。次年度の評定表や面接官研修のブラッシュアップポイントを探る。
分析項目:各面接官について、面接総数、その面接に対する合格数、合格率、面接した学生の内定数、内定率、承諾数、承諾率を分析。

9、分析結果の総括と次年度への課題、強化ポイントの洗い出し

いかがでしたでしょうか。以上の項目を念頭に置きながらレビュー資料を作成すると、課題抽出や次年度への強化ポイントがかなりくっきり浮かび上がってくるはずです。必要に応じて取捨選択やアレンジをして下さいね。

【参考事例】
「やっと出会えた」と言っていただけた、新卒採用力強化のパートナーとして。
採用ブランディングは組織活性にも効く。事業をぐっと伸ばす、成長力になる。

isihikawa

石川沙絵子

クライアントパートナー

「調和のとれた社会づくり」というビジョンに向かって、働く一人ひとりが強みを発揮できる組織づくりをめざしています。また、一人でも多くの女性が活き活きと働ける社会をテーマにした活動も広げています。プライベートでは二児の母。

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