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ポジティブ思考は育てられるのか?

いろいろ

コンサルティングや教育研修の仕事をしていると、時に「課題をみつけて解決していく」、「できないことをできるように」とネガティブな面にフォーカスしすぎる時もあります。それに慣れ過ぎてしまうと、物事や人のポジティブな面を見つけるスピードが遅くなって、常に人や自分ができないことにイライラするようになってしまうことを子育てを始めて非常に痛感しました。
今日は、私が子育てを通じて体感した「ポジティブ思考は育て方」をご紹介します。

私は子どもたちと夜布団に入った時、「今日のよかったこと発表」をしています。
始めたきっかけは、長女(現在小二)が年少になった頃から、保育園での出来事をよく教えてくれるようになったのですが、「●●ができなかった」「●●ちゃんと喧嘩して嫌な一日だった」と、よかったことより、嫌だったことばかり教えてくれるようになったことがきっかけです。
私は、物事のポジティブな面を見るかネガティブな面を見るか、それは選択でき、自分でコントロールできることであると思っています。子どもたちにもこれから先の人生において、あきらめずに前に進む力、困難があっても立ち直る力を身に付けてほしいと思い、物事をポジティブに捉えられる力を鍛えるために、毎日一言だけでいいので、「今日のよかったこと発表」を始めることにしました。
時にはよいことがなかったという日もあるのですが、「ごはんがおいしかった」「好きなTVが見れた」でもどんなに小さなことでもいいので、できる限り発表させるようにしています。
今では、お姉ちゃんに見習って、2歳の次女も「●●ちゃんは、プールはいれたでちゅ」と可愛く発表をしてくれるようになりました。

最近、「今日のよかったこと発表」を続けていてよかったなぁと思うことがありました。
ある日長女と会話をしていたところ、彼女には週1回以上必ず思い出す言葉があるそうで、それは私が言った
「いいこと10コ見つけた方が勝ち」
というフレーズ。
嫌なことがあった時、自分の中でポジティブな解決策を探すときに思い出すそうで、例えば、年下の小さいお友達2人がおもちゃが欲しくてもめている時に、「譲った方が勝ちだよ」「ありがとうと言った方が勝ちだよ」と言ってあげたら、上手く仲裁ができたそうです。
「よかったこと発表」の時間に私がぽろっといった言葉だったと思うのですが、彼女の中で、このフレーズが迷った時に自分の指針となる言葉になっていることがすごくうれしく、続けてきてよかったなぁと思いました。

始めた当初は子どもたちのため、と思っていた発表ですが、私も毎日のように一緒に発表をしていたので、今では間髪入れずに今日1日のよかったことを言えるようになり、実は私自身にとってもすごくよい影響を及ぼしてくれていることにも気づきました。
毎日のちょっとした積み重ねがポジティブ思考をつくっていくんだなぁという体感ができたので、例えば日報で上手くいったことを書いてみるとか、帰り道によかったことを思い出してみるとか、少しの時間でも物事のポジティブな面に目を向けてみると、また違った世界が広がるのでは?と思います。

isihikawa

石川沙絵子

クライアントパートナー

「調和のとれた社会づくり」というビジョンに向かって、働く一人ひとりが強みを発揮できる組織づくりをめざしています。また、一人でも多くの女性が活き活きと働ける社会をテーマにした活動も広げています。プライベートでは三児の母。

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