BLOG
月刊 語る増渕

人と仕事、人と組織の関係性に見る
企業と個人のパラダイムシフト

家族ぐるみでお付き合いしているジョブウェブ代表の佐藤孝治さんが、
先月末に『<就活>廃止論(PHP新書)』を上梓されました。

現在就職活動中の学生をメインに、
近い将来そのステージに足を踏み入れる若者や、企業の採用担当者までをターゲットとし、
「就活」「採用」というイベントを軸に過去~現在の分析と、
未来への提言をまとめられています。

拝読しましたが、非常に共感度の高いメッセージでした。
私も昨年末、母校で就活生に講演する機会がありましたが、
その時のメッセージと共通する考え方が多々ありました。

現在「人と仕事」「人と企業」の関係性に、パラダイムシフトが起きています。
私はその中心点にあるのは、「仕事における価値創造」であると考えています。

企業は「仕事において価値創造できる人」を採用し、雇用を保証したい。
個人は「仕事において価値創造できる人」が採用され、真の安定を手に入れる。

ある調査では、今年の就活一番人気は「公務員」でした。
学生の安定志向を証明する事実だと思います。
しかし大切なのは、「所属」が安定を保証する時代は終わりに近づいているということ。

その要因は経済環境の激変であり、もちろん揺り戻しもあるはずですが、
大きな流れは変わりません。
個人は価値創造のエンジンを磨き続け、まわし続けなければいけないのです。

そしてこの文脈は、そのまま「企業」に置き換えることができます。
マーケットが激変する中、企業は過去に自己否定を加え、
価値創造のエンジンを磨き、まわさなくてはならない。
ほとんどの企業がその必要性に気づきながら、
何からどう手をつけていけばよいのか、悩んでいるのが現状ではないでしょうか。

個人も企業も未来に不安をいだき、もんもんとする時代。
ジャンプのクライアントはその「もんもん」に対して自己解決にこだわらず、
社外に「同志」を求められていました。
ジャンプはこれからも、クライアントの同志として、
新たな時代の価値創造をともに考えていきたいと思います。